ソウルへの旅・9月編-11 [トラベル]
かかりましたが、タクシーに乗ったら10分もかかりませんでした。
以前は交通渋滞がもっと激しかった印象がありますが、バス専用にはレーンが
出来たりしていますし割り込みなども減っている感じがするので運転マナーは
確実に向上しているように思います。
但し、クラクションはかなりの車が頻繁に鳴らしていますね。
パリパリ(速く速く)の気質はそんなに短い年月では変わらないでしょうね。
明洞の地下鉄駅の前でタクシーを降りて、ホテルまで歩く途中でホットサンド
のお店に入り、ハムエッグトーストを買って、ホテルの斜め前にあるマンモス
コーヒーで前回と同じくハニーバナナラテを調達してホテルに戻りブランチを
食べて、帰国前の最後の荷物チェックをしました。
ホットサンドのお味ですが…甘いです。
玉子焼きがだし巻き玉子の比ではありませんでした。
砂糖とミルクたっぷりな感じの玉子焼きが甘いだけでなく一緒にハムを挟んだ
パンもフレンチトーストのように甘くて私的にはちょっとね~でした。
お店の前では現地の人も日本人もその他の国の人もいつも並んでいたので単に
味の好みの違いなんですが、次はないかな。
そんな感想を持ちつつも買ったものを捨てるなんて罰当たりなことは出来ない
ので全部食べてホテルをチェックアウトしてタクシーを降りた明洞まで戻って
空港行きのリムジンバスを待ちました。
ソウルの駅まで行くと駅の中でチェックインが出来て荷物を預けることも可能
なんですが、この時の旅装は小さなコロコロバッグ一つだけだったので荷物を
預けることもありませんし、空港鉄道のホームから搭乗口までは意外に遠いと
いうこともあり、リムジンバスを選びました。
ティーウェイ航空は、仁川国際空港の第一ターミナルとは言うもののシャトル
トレインで移動が必要なコンコース(サテライト的な存在)の発着なので空港
に着いてからの移動時間も必要なので、なるべく玄関横付けのシャトルバスを
利用した方が移動時間も少なくて安心なのです。
さらにコンコースの一番端っこがティーウェイ航空の搭乗口なので、仁川空港
でLCCに乗るのが初めての人は二時間前どころか二時間半前に空港に着くと
いうスケジュールで動いた方がドキドキハラハラがなくて良いと思います。
韓国の空港は原則的に軍事的な理由で空港内での写真撮影は禁止のはずですが
観光客相手に目くじら立ててもという感じで、個人の趣味的な写真ぐらいなら
撮影していても何も言われません。(でも基本的には機内から撮っています)
ティーウェイ航空はLCCですが座席ピッチは広めです。
新造機を座席ピッチの狭い仕様で導入しているジェットスタージャパンなどは
前後の幅が狭いのですが、ティーウェイ航空は中古機(元スカイマークの機体
もあったりします)なので、前の会社の座席間隔なんですよね。
エアソウルやエアプサンも親会社のアシアナ航空からのお下がりなので座席の
間は広めになっていますので、ご参考まで。
日本の航空会社からは完全に引退しているB747(通称ジャンボジェット)も
大韓航空ではマニラ線などで使われています。
親会社(クムホ化学)も含めた業績の悪化で親会社が変わりつつあるアシアナ
航空ですが、最新鋭機のA350を飛ばしています。
日本では全日空がホノルル線の専用機として運用している総二階建ての巨大機
A380はアシアナ航空ではニューヨーク線などで運航されています。
9月の時には成田行きのティーウェイ航空も同じ時間帯でしたが、10月27日の
冬ダイヤからは成田行きは早朝発と15時台になりました。
名古屋行きは変更がなかったのですが、名古屋発ソウル行きが後一時間早いと
ソウル市内への移動に大慌てしなくても良くなるので、来年の夏ダイヤ以降に
期待しております。(個人の希望なんですけどね)
ソウルを離陸したら雲ばかりでしたが、今年はこういうパターンが多かったと
いう感じです。(済州では台風に突入しましたしね)
個人モニターがなくナビゲーションマップがないので、どこを飛んでいるのか
よくわかりませんでしたが入り江の様子を見て、三重県の志摩上空かなという
感じでしたが、しばらく飛んでから右ターンをしたら木曽川と長良川河口堰が
見えたのでソウルから日本を縦断して三重県側に出て、熊野からセントレアの
北側のルートを飛んだのがわかりました。
常滑沖を埋め立ててわざわざ空港島を造成しなくても、人家の少ないこの辺り
なら普通に空港を造れたのではないかと思いますけどね、三河地区にある日本
で一番稼いでいながら法人税を三年ぐらい払っていない自動車会社の意向から
三重県ではなく愛知県に空港を造らなければならなかったようです。
織田信長の時代には大きな一揆(長島一向一揆)があって女性も子供も老人も
信長に逆らった人達(本願寺の門徒)は二万人以上、焼き殺されたと伝わって
いて比叡山延暦寺の焼き討ちと共に、織田信長の残虐な人柄を後世まで伝える
エピソードの一つとして知られています。
今でも殺された人たちを慰霊する塚などが点在していますが、観光の対象では
ないので、訪ねる人もいないと思います。
写真でもっとも海側にあるのがナガシマリゾートです。
周囲の人々にバカにされながらも確信を持って温泉を掘り当てて、長島温泉を
東海地区でも有数の温泉リゾートに育て上げたという話が以前からありますが
天然ガスの探査中に偶然見つかったというのが事実のようで、昔聞いた話ほど
思い入れは感じられないのが実際のところです。
なんてことを上から見ながら思っていましたが、ナガシマリゾートが見えたら
降下角度を下げてセントレアまではもうすぐです。
着陸態勢に入った機体は木曽川と並行し、右側に長良川と揖斐川が見えます。
そしてナガシマリゾートの横を通って最終アプローチです。
ソウルへの旅はここでおしまいになるのです。
パリパリ気質ですか。日本人と同じですね。特に私も含めた関西人。
中国人は逆に「慢慢的」(マンマンディ/ゆっくりいこうよ)気質です。
もっとも今の中国はパリパリ気質になってるかもしれませんが。
本願寺門徒の慰霊塚、機会があれば訪れてみたいものです。
by リス太郎 (2019-10-28 01:39)
リス太郎さん:
コメントありがとうございます。
10年以上前に韓国に行った時には市内バスなどの交通機関でさえ先を
争うように走っていましたから、あの頃に比べると車の速度は遅くなり
安全になった感じがします。
長島の一向一揆の塚は小規模な塚が点在するようですが、願證寺という
お寺に長島一向一揆殉教之碑が建立されています。
by suzuran (2019-10-29 00:13)