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F1・オーストリアGP ホンダが復帰後初勝利!! [モータースポーツ]

フランスGPでパワーユニット(Spec-3)のアップデートを行い出力で
差を付けられているメルセデス、フェラーリのエンジンレベルに近付くことが
期待されたホンダのエンジンですが、メルセデス、フェラーリも同じレースの
タイミングでシャシーのアップデートを行っていることから、上位2チームに
迫ることは出来ていない状況でのオーストリアGPが始まっています。



フリー走行ではまずまずのタイムを出し、ホンダエンジンの4台が全てQ3に
進出できるものと想定されていたものの調子を上げているはずのトロロッソ・
ホンダのダニール・クビアトが、最終コーナーを抜ける際に、ウィリアムズの
ジョージ・ラッセルが前方で低速走行をしていたためにコースを外れて回避し
Q3突破が出来なかったというアクシデントがありました。


ジョージ・ラッセルに対して進路妨害によるペナルティとして3グリッド降格
のペナルティが科せられましたが、ジョージ・ラッセル自身は元々が最下位の
タイムなのでグリッドが降格になっても影響はないわけですが、事故の原因に
なりかねないことなので、ウィリアムズチームは他のチームと1秒以上の差が
ある現行のマシンの性能向上に本気で取り組んでもらいたいものです。

不運なダニール・クビアトはQ1で脱落し、アレクサンダー・アルボンはPU
の交換によるグリッド降格が決まっているので、Q2で真剣にタイムアタック
をすることなく脱落したため、Q3まで進んだのはレッドブルの二人でした。



フリー走行時に風の影響でスピンして後方からウォールに激突したマックス・
フェルスタッペンは心配されたギアボックス、エンジンへの影響もなく修復が
行われてQ3で3位(ルイス・ハミルトンのグリッド降格で2位に浮上し決勝
ではフロントローからのスタート)に入り、二年連続でオーストリアGP優勝
の機会を獲得しましたが、ピエール・ガスリーは9位(決勝は8番手スタート
になりますが、マックス・フェルスタッペンとの差は大きいです)となり入賞
は確保できても表彰台は難しいかと思われます。

同じシャシー、エンジンの車に乗っていながらマックス・フェルスタッペンの
パフォーマンスとは大きな差があることに対して、レッドブルのヘルムート・
マルコは、ピエール・ガスリーの予選順位は期待を裏切るものであると批判し
シーズン当初の徐々に慣れて行けば良いという目線ではなさそうな感じです。

思うような結果が出ないことを車の特性に求め、デザイナーのエイドリアン・
ニューウェイに車の改良を求めているピエール・ガスリーは、もっと自分自身
の運転技術を考えるべきだと苦言を呈すると共に、ピエール・ガスリーに機会
を与えるのは夏休みまでと明言したようで、ピエール・ガスリーが結果を出す
までに残された猶予は後3戦ということになります。

それまでに表彰台に上がるか、マックス・フェルスタッペンよりも速いタイム
を出さないとレッドブルに残れないことになりそうで、厳しい世界ですね。

ピエール・ガスリーの去就に関する噂はともかくとして、フロントローからの
スタートになるマックス・フェルスタッペンの決勝結果が楽しみです。



速報>
スタートに失敗して、7位まで順位を落としたマックス・フェルスタッペン
その後の追い上げによって、トップのシャルル・ルクレール(フェラーリ)を
69周目でオーバーテイクして優勝しました。

ホンダのエンジンとしては13年ぶりのことになります。


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