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革命戦士・長州力が引退 [スポーツ]

革命戦士と呼ばれ、新日本プロレスの中の平成維新軍として藤波辰爾との勝負
で観客を沸かせ、その後ジャパンプロレスを創設してプロレス中継の全盛期を
盛り上げた長州力が二度目の引退をしました。

choshu_riki_final.jpg

一度目の引退は21年前のこと、現在67歳ですから引退当時はまだ46歳で
プロレスラーの引退年齢としてはかなり若かったので、復帰するのは当たり前
の雰囲気がありましたが、今度は67歳で試合に出かけるのが怖いという発言
もありましたし、「引退して家族のもとへ帰ります」とリング上で挨拶をして
いますから復帰することはないんじゃないかなと思います。


長州力と試合をしてきた選手の中でも橋本真也は脳幹出血で急逝し、三沢光晴
(二代目タイガーマスクとして長州と対戦しています)が、タイガーマスクを
辞めて三沢光晴としてプロレスリング・ノアの社長とメインイベンターとして
激務を続けていた試合中の事故によってリング上で意識不明になり、事故当日
に病院で亡くなるなど、危険な仕事であるプロレスを続けることは年齢的にも
リスクが大きいと思いますので、滑舌の悪いプロレスおじさんとしてのんびり
過ごしていただきたいです。

リキラリアット、サソリ固めなど、若い頃の素早い動きで見せ場の多い試合を
リアルタイムで見られた(当時はプロレス中継はゴールデンタイムに放送され
アントニオ猪木、ジャイアント馬場の次の世代であるジャンボ鶴田=マニラで
肝臓移植後の容態急変により死去や藤波辰爾、天龍源一郎とスタン・ハンセン
ハルク・ホーガン、ミル・マスカラスなど人気レスラーが多く新日本と全日本
の試合は高視聴率コンテンツでした)時代が過ごせて良かったです。

反対意見もあるかと思いますが、コブラツイストや卍固めなどのオリジナルな
技や会場を盛り上げる技術のあるアントニオ猪木と比べて、動きは超スローで
空手チョップと16文キック、ジャイアントスイングなんて子供騙しみたいな
技しかなかったジャイアント馬場の試合は全然面白いと思わなかった人なので
そういう意味でも長州力はとんでもなくカッコ良かったです。



今のプロレスラーは名前も知らない人がほとんどなんですが、生まれる時代が
30年程前だったなら街の中を歩くのも隠れて行動しなければならないほどの
人気者になったでしょうからね、総合格闘技が格闘技最強とか、ガチンコ勝負
の面白さにプロレスは勝てないなんて言われる時代になってしまったのが不幸
としか言えないですね。


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