F1フランスGP・フリー走行・予選 <追記> [モータースポーツ]
今回、今年に入ってから三度目のエンジンアップグレードを実施したホンダは
マックス・フェルスタッペンが5位、ピエール・ガスリーが6位とまずまずの
調子というか、チーム間の実力(ドライバーの技量というよりは、エンジンと
シャシーのバランス)がそのまま出ている順位になっていて、1位と2位には
今シーズン負けなしのメルセデス、3位と4位はフェラーリということで日本
時間の6月22日午後10時開始の予選でも同じような結果になるのは、多分
間違いないんじゃないかと思います。
トロロッソの二台のうち、アレクサンダー・アルボンはスペック2のままだと
いうことで、フリー走行13番手と上位チームと比べてパワーで劣る得意では
ないサーキットという関係もあるのか伸び悩んでいます。
ダニール・クビアトは今回で四基目のパワーユニット交換になるため、決勝は
25グリッド降格ペナルティが確定しているため、無理をしてQ3に進出する
意味がありませんからね、フリー走行も17番手で終えています。
今回も速さを見せつけた形のメルセデスですが、これだけ勝ち続けるとF1に
面白みがないと批判されるようになってしまうもののようですね。
車が違ったとしたら、マックス・フェルスタッペンやセバスチャン・ベッテル
よりも速いと思えない(失礼な話ですが)バルテリ・ボッタスがトップタイム
を出せるということは、メルセデスの車がそれだけ完成度が高いということに
なるわけで、冷却系に問題があると噂されているフェラーリとタイヤの相性が
良くないとされているレッドブル・ホンダがメルセデスと対等にバトルをする
というのは、ちょっと難しいかも知れません。
ホンダのアップグレードは小規模で、本当に戦闘力を高めたスペックの向上は
イタリアGPが目標のようですからね、フランスで勝てるというのはちょっと
甘すぎる見立てになりそうな感じです。
だからといって予選がフリー走行と同じ順位になるかどうかは、予測不可能な
わけですから、駆け引き次第では表彰台は狙えるかも知れません。
フリー走行三回目の順位
1.バルテリ・ボッタス(メルセデス) - 1分30秒159
2.ルイス・ハミルトン(メルセデス) - 1分30秒200
3.シャルル・ルクレール(フェラーリ) - 1分30秒605
4.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) - 1分30秒663
5.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) - 1分31秒538
6.ピエール・ガスリー(レッドブル) - 1分31秒599
7.ランド・ノリス(マクラーレン) - 1分31秒654
8.ダニエル・リカルド(ルノー) - 1分31秒802
9.カルロス・サインツ(マクラーレン) - 1分31秒887
10.キミ・ライコネン(アルファロメオ) - 1分31秒943
メルセデスとレッドブルでは1秒以上の差がありますから、フリー走行の順位
としてはほんの僅かなんですが、オーバーテイクはおろか横に並ぶのも難しい
ぐらいの差がついているのが現実のようですね。
予選結果が出てスターティンググリッドが確定しているので追記します。
1. ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:28.319
2.バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:28.605
3.シャルル・ルクレール(フェラーリ) 1:28.965
4.マックス・フェスタッペン(レッドブル) 1:29.409
5.ランド・ノリス(マクラーレン) 1:29.418
6.カルロス・サインツJr(マクラーレン) 1:29.522
7.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:29.799
8.ダニエル・リカルド(ルノー) 1:29.918
9.ピエール・ガスリー(レッドブル) 1:30.184
10..ジョヴィナッツィ(アルファロメオ) 1:33.420
マックス・フェスタッペンは表彰台が期待できそうな位置ですね。
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