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世界最速を認定されたホンダのマシン [飛行機・鉄道・自動車]

今年のF1の世界ではメルセデスが開幕以来、負けなしの快進撃ということで
これだけ同じチームが勝ち続けたら面白くないという話が出るのも、もっとも
な話だなと思うわけですが、カナダGPではセバスチャン・ベッテルがルイス
・ハミルトンの進路を妨害したとして、ペナルティで降着になったりしていて
噂にあるように運営側がメルセデスに有利な裁定を下しているといった見方も
出来てしまうので、やはりそういう噂が出ること自体がどうなんでしょうね。



規約があって、そのルールの範囲内でエンジンの出力を向上させている以上は
メルセデスだけが有利だとは言えないですし、同じエンジンを積んで出走する
ウイリアムズとレーシングポイントというチームがある以上、メルセデスだけ
格別に優遇されていると断言することは出来ないと思います。


とここまで書いて思いましたが、今回はそういう話ではないのです。
F1の世界で最速を競っているのはメルセデスとフェラーリで、現時点の馬力
で言えばホンダエンジンはまだ最速の域にまでは達していません。

ではホンダのなにが世界最速と認定されたのか?なんですが、ギネスレコード
で正式に世界最速と認定されたのはホンダが開発した芝刈り機だったのです。

スピードが計測されたのはドイツのサーキットで、英国人スタントドライバー
が二回計測した記録で、静止状態から時速100マイルに達するまでに要した
時間が平均6.29秒で、この瞬発力が世界最速に認定されたのです。



搭載するエンジンはホンダのバイク、ファイヤーブレード用の200馬力仕様
の4気筒のユニットで、トラクターのボディーを使って作り上げた特別仕様の
芝刈り機で最高速度は150マイル(時速約240キロ)になるそうです。

そういえば、去年のホンダF1のエンジン音は自宅の芝刈り機のようだという
コメントがYouTubeで出ていたことがあって、確かにF1のエンジン音という
感じではないなと思った記憶があります。

芝刈り機で世界最高記録を出すことに意味がないとは言いませんが、今年こそ
レッドブルと手を組んだこともあり、久しぶりの優勝かという盛り上がり方に
なりつつあるので、F1エンジンでもメルセデスやフェラーリの1000馬力
超えというニュースに対抗して最速のエンジンを開発して欲しいものです。

なお、本来の用途で使用するホンダ製の芝刈り機は最高級モデルでも最高速度
4マイルということなので、時速にして約6キロになります。

通常時速6キロのマシンを240キロで走らせることが出来る技術があるなら
市販車を200キロで走らせられるホンダの開発力をフルに発揮してもらって
目標とされているシンガポールGPでは本当に優勝して欲しいです。


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