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勝てないホンダ・負けないメルセデス [モータースポーツ]

F1カナダGPが終了し、ホンダのテクニカルディレクター田辺氏がコメント
していたようにホンダは力負けをして、最高位がマックス・フェルスタッペン
の5位で、アレクサンダー・アルボンはリタイアで終わりました。



カナダGPのジル・ビルヌーブサーキットはトップスピードが重要な高速型の
サーキットなので、フェラーリ、メルセデスに対抗することは少々難しい感じ
はしていましたが、やっぱり最高出力の差は簡単には埋まらないようですね。


今回はフェラーリのセバスチャン・ベッテルが、久々のポールポジションから
のスタート、さらにトップを守り切っての1位フィニッシュということで今年
初めてメルセデスが表彰台の頂点に立てない結果になるのか、という展開では
ありましたが、48周目でコースアウトしてしまったベッテルがハミルトンの
走行を妨害したとして5秒加算ペナルティを受け、1位はルイス・ハミルトン
が繰り上がり、セバスチャン・ベッテルは2位になりました。



リアルな結果としてはフェラーリのセバスチャン・ベッテルが今シーズン初の
勝利のはずでしたが、結果としてはメルセデスのルイス・ハミルトンが優勝し
今シーズン一度も負けのないメルセデスになり、モナコと同じく激しいバトル
が期待されたレッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペン5位が最高位
ということで、勝てないレッドブルという結果に終わりました。

次戦のフランスではアップデートが予定されているみたいですが、フェラーリ
とメルセデスもアップデートが計画されているので、その結果次第ではさらに
差が開くなんてこともあるかも知れません。

なお、同日に開催されたインディカーではポールポジションからスタートした
佐藤琢磨が快調に1位をキープしていましたがピットインの際にチームクルー
をはねてしまうというアクシデントが発生し、ペナルティもあって最終的には
15位でのフィニッシュでした。





この日はホンダは勝てない日だったということで、気分を一新して次のレース
で総合順位も挽回してもらいたいと思います。


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