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ビールと発泡酒を安全性の視点で見る [限定・季節の食材]

ゴールデンウィークも終わり、次には梅雨が来て夏が来てということでビール
をグィッと飲むのが楽しみな方には嬉しい季節がやってくることになります。
(ビールの売り上げ自体は下降線を辿っていますけどね…。)

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最近では発泡酒が完全な主流となりビールの数倍のケース数が売れている状況
になっていますが、やはりビールの旨味はホップの苦味と麦芽の香りという方
も当然存在するわけで、サントリーのプレミアムモルツとか根強い人気がある
エビスビールなど麦芽100%のビールも「ちょっと贅沢」なという場面だけで
なく安定的に飲まれていますね。


味については完全に好みの問題なので、酸味の強い高発酵型タイプのビールが
好きな方もいれば、苦みとコクの効いた黒ビールの味が好きな方、自然な水に
近いナチュラル系が好きな方など千差万別という感じですが、私個人としては
一ヶ月に何回も飲む機会はありませんから、たまに飲む時はプレミアムモルツ
を飲んで、ちょっと贅沢気分に浸るタイプです。

味覚の部分では、個人の好みで差が付きますが、健康面という部分では、何か
違いがあるのでしょうか?というのが今回の話です。

糖類の部分とかカロリーの部分とか、そんな方向性で話を進めるとビール本体
の話なら逸脱しそうなので、もっと単純な素材の話として発泡酒とビールでは
素材によって安全性に差は出てくるのか、という部分で書いていきます。

ビールの原料は麦芽、ホップ、酵母、水が主原料と定められ、麦芽の使用比率
が66.7%以上(3分の2以上)のものでなければならないのに対して、発泡酒は
原料の一部に1%でも麦を使っていれば問題はありません。

ということは、悪意を持って考えると発泡酒の場合には高い原料である麦芽の
使用量を極限まで減らして、安い材料だけでも作れるので、遺伝子組み換えの
コーンを原材料にしたコーンスターチとか農薬使用量が多くて残留農薬が心配
なコーンスターチを使っていても誰も気付かなければ問題ないのですね。

そのような視点で見ると麦芽100%の場合は、遺伝子組み替えコーンとの接点
はなくビールよりも安全であると思いますし、さらに発泡酒と比較したならば
かなり安全であると言えるはずです。

遺伝子組み替え食品に有害性があるのか、無害なのかは、その結論は現時点で
出ていないので、まだ不明ではありますが少なくとも100%無害であるという
結論が出ていない以上、自分自身で出来る対策として遺伝子組み替えの可能性
のある食品は摂らないのが無難だと思っています。

そのような理由もあって、私は麦芽100%のビールを飲むようにしています。
飲む量自体が少ないので濃厚なタイプのものを一杯で十分という言い方もある
ということで、本気でトコトン健康志向というわけでもありません。


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newton

小生も発泡酒は飲まないので、意識したことはありませんが、いろいろな可能性があるのですね。
by newton (2019-05-11 15:01) 

suzuran

newtonさん:
コメントありがとうございます。

発泡酒は悪いと決めつけたくはありませんが、製造メーカーが原料を
操作して儲けを出そうとか、消費者の健康よりも自分の会社の利益が
第一とか思うようなら嫌だなと思っています。
by suzuran (2019-05-21 23:58) 

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