デート代の負担割合問題 [問題提起]
というか、最悪の場合には関係が破綻する理由にもなってしまうのがデート代
の負担割合ということで、ネット上の恋愛相談とか、男女交際(既婚者も含む
男性と女性が建前で男女のお付き合いについて意見を交わす)をテーマにした
SNSのグループでもよく話題に上る話ですね。
あるサイトで見たデート代の負担割合についてのアンケート結果を見ながら話
を進めていくようにしますので、興味のある方は読んでください。
詳細な属性が書いてなかったので、年齢層は不明ですが女性の意見の59%は
驕って欲しいと回答し、割勘でも良いという回答は33%になっていて、まあ
まあ割合としてはそんな感じかなという思いもしますが、驕らない男に対する
女性の意見として書いてあったのが「払わせるのは最低!」とか「ケチな男は
嫌い」とか「男としてのプライドを持って欲しい」といった言葉が並びます。
なぜ、女性にお金を遣わせるのが最低なのか?その真意が聞きたいものですが
男女同権だと言いながら、なぜデートになると女性が100%従属することに
疑問を持たないのか?その心境が私にはわかりません。
逆の見方をすればケチな男は嫌いと言うケチな女も嫌いで良いはずですよね。
二人が時間を共有して、二人が楽しい時間を過ごすのがデートの目的であると
するのならば、そのための費用を片方が全て負担するのはおかしいですよ。
デートの最後にはホテルでのお楽しみがあるんだから…なんてコメントをして
女性を擁護しているかのような男もいますが、性的関係を目的としてそのため
にお金を払っているのだとしたら、それは売春と同じですよ。
さらに言うならデート代を全額男が負担するというのはプライドの問題か?と
いう話で、封建時代のように女性を金で動かすのは男の甲斐性だなんてことを
本気で考えて言っているのなら時代錯誤も甚だしいですよ。
デートにもいろいろな形があるので一概には言えないのは理解します。
でも普通の恋愛において全てを男性が負担する関係のまま結婚をしたとしたら
「釣った魚に餌をやらない」という形になるのは目に見えています。
だって財布が一つになった後、その中からそれぞれが小遣いを分け合った後で
二人で外食したり、お出かけをする度に夫が払っていたら小遣いは目減りする
ばかりですよね?偶にはキミが払って欲しいんだけど、なんて言おうものなら
結婚前は全部出してくれたのに、結婚してしまったらケチになるのね、なんて
言われるのは必至ですよ、このようなカップルの場合は。
そんな喧嘩が嫌で二人で外食をしなくなれば、「釣った魚には餌をやらない」
ということなのね、なんて喧嘩になり、もう触られたくもないという話になり
セックスレスが続いて夫が浮気に走って、最終的には離婚なんてことになると
思いますし、これに近い揉め事で離婚したカップルも実際に知っていますから
あまりにも片方に負担がかかる形でデートをするのは無理があります。
こういう話をすると女心がわかるという美容師とか、いかにもな男が出てきて
日本人は「レディファースト」が足りないなんて話をして、男性たちはもっと
頑張って、女性が見ていないところで支払いを済ませてスマートな関係を築く
べきですなんて主張するのですが、そういう話をしているから全ての女性たち
に対してそういう態度かというと結局は自分の性的嗜好を満たしたい相手だけ
限定だったりするので、要するにいわゆるナンパ師ってやつですよ。
男女同権社会と言いながら、都合の良いところでは女性の方が所得が低いから
とか、女性の方が弱いんだから驕るのが当然みたいな態度をされると嫌な女と
思いますし、都合に応じて「オンナ」を利用するのはどうかと思います。
そんなことを言っても女性たちから「信じられない」という罵声にも似た声が
発せられるのもまた理解しているので、そういうタイプの女性が仕切る場では
とにかく沈黙を守ったまま消えるのが大人の対応だと思うようにしています。
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