「西遊記」の放映から40年 [ドラマ(海外・国内)]
しまいましたが、故・夏目雅子さんが三蔵法師を演じ、堺正章さんが孫悟空が
演じた高視聴率ドラマ「西遊記」が放映されて40年が経ちました。
夏目雅子さんが亡くなったのが1985年のことですから、それからの歳月も
長いわけですが、NHKの大河ドラマと正面から激突して大河ドラマと同等の
視聴率を獲得したドラマは現時点でも「西遊記」だけではないかと思います。
沙悟浄を演じた岸部シローさんが破産して、病気療養をするようになることは
当然、予測も出来ませんでしたが、若かった夏目雅子さんが白血病で亡くなる
なんてことは全く考えもしませんでしたから、本田美奈子さんが亡くなった時
と同じく、大きな衝撃を受けましたが、昔から伝えられている美人薄命という
言葉はそれなりに含蓄のある言葉だと思ったものでした。
特撮はそんなに派手なものではありませんでしたが、堺正章さんが操る如意棒
のアクションなど、今の時代の俳優もどきでは出来ない本来の意味での芸能を
見られるドラマだと感じて毎週楽しみにしていました。
ゴダイゴの「ガンダーラ」「モンキーマジック」がヒットして、あの頃のCM
や映画の音楽がほとんどゴダイゴの作品になったのは、デビュー曲の頃からの
ゴダイゴのファンとしては、とても嬉しいことでした。
その後、香取慎吾の西遊記とかありましたが、仲間のことを「ナマカ」とかね
バカにしてんじゃないよ、みたいな内容で一回目の半分も見ないうちに見切り
をつけたので、私にとってのドラマの「西遊記」は堺正章さんが孫悟空の作品
以外にはありません。
中国・香港合作の「モンキーマジック」(ドニー・イェン主演)や、その続編
香港のチャウ・シンチー製作の「西遊記」など、いろんな西遊記を見た中でも
ドラマの「西遊記」が面白かったという感想は変わりません。
チャウ・シンチー版の「西遊記」に登場する、妖怪ハンター段(この映画での
オリジナル配役)を演ずる香港の女優スー・チーの大人の可愛さは魅力的では
ありますが、子どもの頃から知っている西遊記とはかなり内容が違います。
「西遊記」が40年も経つんですからね、自分も歳を取るはずですね。
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