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命の価値が軽すぎるインド [海外の話題]

インドでヒンズー教の祭り「ダリシャラー」に集まった群衆が、線路上で
走ったきた列車にひかれて約60人が死亡、さらに60人が負傷する事故
が起き、モディ首相が被害者に対して直ちに必要な支援を提供するように
要請する事態になっています。

indian-rape_kathua.jpg

今までお伝えしてきたインド関連のニュースというと女性に対する著しい
性暴力の発生件数や3歳の幼女から80歳の老女まで年齢に関係なく強姦
する見境のなさ、暴行した女性を殺害して木に吊るしたり、井戸の底まで
投げ込んだりする残虐さ、そして外国人(日本人女性も一か月以上も監禁
されて毎日強姦される被害がありました)であっても監禁したり、同行の
男性を意識のない状態にした上で輪姦するなど、女性を性欲発散の対象と
しか見ていない極端な女性軽視の状況でした。


が今回の事故でインドは女性を軽視しているだけではなく、性別には関係
なく人命に対する価値観がとても乏しいことがわかりました。

実際にインドまで行ったことがないので、あくまでもニュースの情報しか
わかりませんが、一度インドに行こうと思った時に現地の情報を調べた際
この国は安直な気持ちで行くところではないと思った通りのことが実際に
起きているので、余程、命の危険をリアルに感じたいと考えが変わらない
限りはインドに行くことはないと思いますので、誤解はあるかも知れない
と思いつつ、インドでの人命はとても価値の低いものだと思います。



今回の事故では、ちょうど現場で撮影していた人の映像が提供されていて
映像を見ると大きな人形に火が点けられ爆竹が破裂すると共に人形が炎に
包まれて参加者が盛り上がっている真っ最中に、警笛を鳴らしながら列車
が観衆の中へと突っ込んでいるのがわかります。

その直後に画像の焦点も乱れているので、撮影をしていた人も事故に動揺
している様子が感じられますから、かなり身近だと思われます。

Train-victim._india1.jpg

Train-victim._india2.jpg

映像を見る限りですが、列車は警笛を鳴らしてはいますが群衆を認識して
急ブレーキをかけた様子はなく(急制動をかけるとかなり大きな金属音が
するはずです)多くの人々を轢いたという罪悪感はなさそうです。

もちろん、線路内に立ち入ること自体あってはならないことですから事故
で犠牲になった人も非がないとは言えませんが、群衆で溢れるほどの規模
のイベントであれば線路への立ち入りを規制する柵を作るとか、警備員を
配置するとか、何かの対応は出来なかったのでしょうか。

インドの田舎には警備員なんて仕事はないかも知れませんが人の命が危険
に晒される可能性があるわけですから、そこはお金をかけるべきです。

逆に言えば線路に入れないように規制をするための人を雇うための人件費
を惜しんでいるわけで、それはつまり人命が軽視されていることに繋がる
というように思いますので、列車の運転士も祭りの主催者も、それぞれに
人命を尊重する考え方が欠けているということです。

インドに行くこと自体を躊躇している人間が言うことではありませんが、
この国でイベントに参加することは命の覚悟が必要だということですから
やはり命は軽いということなのでしょう。



だからなのかインド発のゴーストが映ったという動画はやたらとたくさん
あるんですよね、命を軽視された人たちの怨念がそこら中に浮遊している
ということなのでしょうか。


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