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井上尚弥・WBSS一回戦突破 [スポーツ]

昨年からプロボクシングの各階級で団体の枠を超えて順次開催されている
WBSS(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ)で、バンタム級に
参戦している井上尚弥が、WBA世界バンタム級タイトルマッチを兼ねた
一回戦を1R1分10秒の日本最短記録(世界戦)でKO勝ちしました。



地元の横浜アリーナとは言うものの相手は元WBAスーパーチャンピオン
で現在は世界ランキング4位のフアンカルロス・パヤノですから、決して
某タートル三兄弟の相手のような戦績不明、世界ランキング10位以下の
なんちゃって挑戦者ではありませんから、地元で採点が有利ということは
多少あるかも知れませんがKO勝ちに関係はありません。


そもそもWBSSは本人や関係者が自薦で出られる、というトーナメント
ではなく大会主催者からの招待がなければ出られない試合なので、何度も
出したくはないのですが、某タートル三兄弟のようなマナーも悪く実力も
ないという目立ちたいだけでライセンスは持っているというレベルの選手
にはお呼びのかからない試合なのでKO勝ちをするというだけでも難易度
の高いトーナメントですから、井上尚弥の強さが際立ちます。

バンタム級でWBSSに参加登録している選手は8人で、一回戦で4人に
なり、二回戦が準決勝になって2人に絞られ、結果的にトーナメント戦を
2勝した選手が決勝戦に臨むわけですが、それぞれの試合は各団体の王者
による防衛戦も兼ねているので、決勝戦はいくつかの団体の統一戦になる
ということになります。

参加選手はWBAスーパーチャンピオンのライアン・バーネット(英国)
IBFチャンピオンのエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)
WBOチャンピオンのゾラニ・テテ(南アフリカ)
WBA正規チャンピオンの井上尚弥(日本)
ここまでが現役世界チャンピオンです。



そして、元五階級制覇のノニト・ドネア(フィリピン)
今回、井上尚弥と対戦して一回戦で敗退となった、元WBA世界スーパー
チャンピオンのファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)
現時点ではタイトルは獲得していませんが、主催者から機会を与えられた
ジェイソン・モロニー(オーストラリア)と、アマチュア時代にロシアの
代表としてオリンピック出場2回のミーシャ・アロイアン(ロシア)

WBCのチャンピオンが不参加なので、主要4団体の統一戦という形には
なりませんが、世界最短11秒KOのゾラニ・テテとの試合とか、かなり
激しい打ち合いになりそうな気がしないでもないので、観客、視聴者には
楽しみな二回戦、決勝ということになりそうです。



WBSSの優勝賞金は約4億円ですが、その他にも防衛戦としてのギャラ
もあれば、スポンサー関係の収入も増えるでしょうから世界の頂点に立つ
という部分と大きなお金を獲得できるというモチベーションを高める要素
が重なっているトーナメントなだけに次戦はさらに盛り上がりそうです。


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