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昆虫採集の季節も終わりそうですね [海外の話題]

7月の中旬ぐらいから朝からセミがうるさい日々が続いていましたが最近
ほとんどセミの鳴き声が聞こえなくなって夏が終わろうとしています。

私の住んでいるところの近くには、鎌倉時代から続いているお寺があり、
その境内の林の中では、ごく小さなニイニイゼミから大型のクマゼミまで
時間帯によって奏者の代わる大演奏会でしたが、今はもうツクツクボウシ
が夏の終わりを告げている感じです。



以前はアブラゼミが主役でしたが、地球温暖化の影響なのか最近は格別に
うるさいクマゼミが半分ぐらいの割合になっていましたが、うるさいセミ
も静かになってしまうと寂しいものですね。


子どもの頃は、午前五時ぐらいには起き出して、カブトムシやクワガタを
探しに出かけたもので、行けば必ずコクワガタを一匹ぐらいなら、確実に
捕まえることが出来ましたが、今では天然物は本当に少なくなったようで
発作的に早起きをして見に行っても、カナブンがヨチヨチ歩いている位で
子どもの頃のようにミヤマクワガタ、ヒラタクワガタ、ノコギリクワガタ
を見つけるなんてことは、ほぼ100%無理な感じです。

miya-kuwa.jpg
ミヤマクワガタ

hira-kuwa.jpg
ヒラタクワガタ

noko-kuwa.jpg
ノコギリクワガタ

というか、子どもの頃は夜に出かけてムカデとかヤスデ、ゲジゲジなどの
不気味な足の多いヤツや、スズメバチ、マムシなどの凶悪系の生き物たち
さらには、やたらと数が多くて気持ち悪かったナナカマド(別名:お便所
コオロギ)とか、ナメクジを撃退しながらの昆虫採集でしたが、あれから
40年以上を経て、そこまでする気力はありませんですね。

最近では高原の観光地などに昆虫ワールド、みたいな人工の林が作られて
一匹幾らで買取みたいな昆虫採集場(釣堀と一緒ですね。)が設営されて
それなりに賑わっているようですが、毒虫も気持ち悪い生き物もいない、
快適な昆虫採集の反面、自然界の怖さというか、多様性を体験できないと
いう部分もあるわけなんで、昆虫ワールドでの虫取りは釣堀と一緒なんだ
ということを大人が教えることも必要ではないかと思います。

でも、子どもの頃から都市部に住んでいた、お父さん、お母さんはご本人
自身が魑魅魍魎の待ち構える林の中へと分け入ったことのない人も多いと
思いますから、それはなかなか難しいかも知れませんが、ここ数日の気温
とセミの鳴き声の激減の状況から考えると今年の昆虫採集の時期は終わり
に向かって一気に進んでいる感じです。



暑かった夏が終わり、秋の風情が漂うようになってきましたね。


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