実力派歌手の町田義人さん [音楽]
のCDが出始めた位の世の中だったので、当然、CDをコピーするなんて
技は出来なくてカセットテープに好きな曲をまとめていました。
私のカセットには必ずこの歌が入っていました。
今は特に夏のイメージのグループとか固定観念がないと思いますが、世代
によってはTUBEだったり、杉山清貴&オメガトライブとか、ZARD
とか、お気に入りのアーティストの場合もあれば、そのあの夏のあの場面
みたいな感じで、それぞれに想い出のシーンがあったりして、それぞれに
あの人の歌を聞くと胸がざわつくなんて感じの記憶があるんじゃないかと
思います。(私の場合は残念ながら女子との思い出はございません)
私の世代よりももう少し上だとグループサウンズ全盛期だったりするので
「シーサイドバウンド」とか「思い出の渚」なんて感じかと思いますが、
もう少し控えめのヒット曲で「白い珊瑚礁」という歌をズー・ニー・ブー
というグループ(ブゥフゥウーではない)がリリースしています。
リードボーカルは町田義人さん。
キタキツネ物語の「赤い狩人」を聞いて、芯の強い高音の声が出る人だな
と感じて、ちょうど機会があってコンサートに行きました。
角川春樹事務所の全盛期、あの薬師丸ひろ子さんがデビュー、高倉健さん
が主役を演じたけれど内容的にはあまりパッとしなかった「野生の証明」
の主題歌「戦士の休息」も歌っている人で、ドラマの主題歌とかいろんな
曲を歌っている実力派の方なんですね。
松崎しげるさんもなんですが、歌が上手い、表現力がある歌手というのは
CM曲とか映画やドラマの主題歌を歌うことが多いんですが、当たり外れ
の大きい世界のようで、歌が上手いけれど人気に結びつかない人って実際
にいるんだなと町田義人さんのコンサートに行って感じました。
松崎しげるさんは「愛を語る」という特技があるので、ディナーショーで
大人気なんですが、町田義人さんのコンサートではあまりトークの時間も
なくて淡々と歌が続いていくという感じで、それはそれで私的には良いな
と思いましたが、公平な目線で見ると喋りも必要かな。
一度だけ行ったコンサートの後、町田義人さんの名前は聞きませんが今の
時代のように歌のジャンルも活動の仕方も多様にあるので、町田義人さん
のように歌の上手い人の生歌をもっと聴けるようになると水増しの記録は
更新されるけど記憶に上書きされない歌の多い現代の音楽をもっと幅広く
出来るんじゃないかなと思ったりします。
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