フォーミュラEに主要メーカーが参戦 [モータースポーツ]
にさんざん罵倒されていたホンダエンジンを搭載したトロロッソチームの
ピエール・ガスリーが4位に入賞して、マニアの関心事になりつつあった
F1が少しずつ盛り上がりを見せる要因が出来てきたように思います。
鈴鹿サーキットでの日本グランプリの開催継続のための交渉でも、FIA
から示されたのは日本でのF1人気を高めるための具体的な方策を立案し
観客動員数を増やすと共に、テレビやネットなどの中継媒体を増加させて
サーキットへの集客だけでなく日本のマーケットで利益を上げられる環境
整備を進めることが条件の一つになっているとされています。
そんな中でホンダのエンジンを搭載したチームが躍進し、上位陣とは関係
なくコンスタントにミドルチームの中でポイント獲得を進めることが可能
なエンジンであることを示したのは大きいと思います。
優勝は二戦連続でフェラーリのベッテルが決めましたが、再来年以降には
レギュレーションの変更が予定されているため、現行の最強チームである
メルセデスとフェラーリに他チームの新開発マシンがどこまで追いつける
かという技術パフォーマンスの競合は見どころだと思います。
というか本題と外れているので、話を元に戻しますと来年2019年には
フォーミュラEにメルセデスとポルシェが参戦することが確定的になって
F1とは開きのあった人気の面でも盛り上がりそうな感じですね。
(2019年からはBMWや日産自動車も参戦予定)
F1からフェラーリが撤退(レギュレーションの変更が意に沿わない場合
撤退を示唆して要求を通そうとしている)という話もあるように、現状は
2019年以降のモータースポーツは激変する可能性もあるために、環境
を重視し、音が静かというだけでなく騒音、排気ガスの発生しない利点を
生かして市街地の公道サーキットのみで開催されるフォーミュラEに参戦
することは企業イメージの向上や電気自動車の技術開発を進めて市販車に
技術転用をするには最適なレースという見方もあると思います。
メルセデスでワールドチャンピオン獲得後、引退したニコ・ロズベルグも
フォーミュラEに興味を持ち、投資していることを公表していることから
今後はF1のシートがないドライバーの参加だけでなく、F1と並びもう
一つの頂点のカテゴリーとして、フォーミュラEに参戦するドライバーも
増えてくるかもしれません。(アロンソは煩いだけなので要らない)
一時期話題になった、お台場の市街地コースでのレース開催ですがF1は
無理だとしても、フォーミュラEなら実現の可能性があるとは思いますが
低迷するフジテレビにはお金もなさそうなので、やっぱり無理ですね。
日産自動車が参戦するのですから、横浜市街地コースで日本人ドライバー
が走るというのが理想ですが、なかなかそれも難しいかな。
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