トロロッソ・ホンダは表彰台か?<追記> [モータースポーツ]
が総崩れになることは余程のことがない限りは難しいと思いますので今年
の第二戦であるバーレーンGPで、トロロッソ・ホンダから参戦している
ドライバーが表彰台に立つ可能性は非常に低いというのが現実的な見方と
思いますが、それでも今回はもしかしたら?という期待はあります。
前回の開催で今年のスタートであるオーストラリアGPではトロロッソの
若い二人のドライバーのミスもあって、予選はQ1で敗退となり決勝でも
ブレンドン・ハートレーは一周目でタイヤを潰してしまい、一周目にして
最後方へと順位を下げてしまった上、ようやく再スタートをしたらパンク
ということで、なんとか完走はしたものの15位でフィニッシュ。
ピエール・ガスリーについては、MGU-Hのトラブルでリタイアという
最悪と表現されても当然の結果でバルセロナのテストが順調だっただけに
ホンダエンジンの信頼性問題の解決にはまだ時間がかかるのだろうか?と
いう懸念を持っての第二戦だったので、不安な中にも期待をしています。
そしてバーレーンなんですが、路面の舗装状態などオーストラリアの公道
よりも条件が良いということもあり、ホンダエンジンの出力も問題なしと
いう発表が行われて、ピエール・ガスリーは6番手タイム(メルセデスの
ルイス・ハミルトンが5位のタイムでしたがギアボックスの交換で降格に
なるため)5番グリッドからのスタートになり、ブレンドン・ハートレー
も11番手からのスタートでW入賞も狙える位置です。
日本時間の明日の朝には結果は出ているとは思いますが、今回のレースは
本当にエンジンがよく回り、今回から導入されたシャシーとの相性も良く
さらにはタイヤとの相性も良いようなので結果が楽しみです。
ちなみに今年からホンダからルノーに変更したマクラーレンは、アロンソ
バンドーン共にトロロッソよりも下位のスタートになりました。
個人的にはシャシー性能が悪いと思っているので、ルノーエンジンに変更
したから速くなるなんてことはないと思っていましたが、その通りなので
予選結果については大満足だったりします。
<結果>
ピエール・ガスリーは4位で入賞しました。
ホンダが2015年にF1に復帰後、最高位になりました。
好調だったはずのレッドブルが早々にリタイヤしたのも上位で残れた要因
の一つではありますが、運も実力のうちということで結果が良ければ士気
も上がりますからね、次の中国GPも楽しみになります。
ブレンドン・ハートレーはフォースインディアとの接触によってフロント
ウィングを破損した物理的な問題と接触による10秒加算ペナルティーの
ために13位で完走しましたが、フォーメーションラップでのルール違反
により、さらに30秒加算されたため17位になりました。
初めてのフル参戦ということで、F1のレギュレーションに慣れるまでは
仕方ない部分もあるかと思いますし、マシンの空力パーツが効果を発揮し
エンジンも調子が良さそうですからね、まずは初入賞に向けてポジティブ
にレースに取り組んでもらえれば結果は出ると思います。
他チームのことですが、フェラーリのキミ・ライコネンがピットクルーを
ひっかけたのは、大きな問題だと思います。(足を骨折しています)
人に怪我をさせてステアリングを投げて怒りを表現するのは最高レベルの
ドライバーとしては最低ですよ。
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