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「ポンキッキ」が45年で終了 [テレビ・ラジオ・メディア]

迷走の続くフジテレビにとっての最後の砦とも言うべき歴史ある子供向け
番組の「ポンキッキーズ」(放映はBSフジ)が25日に終了しました。

ponkikes_last.jpg

少子高齢化とか、娯楽の多様化とか言い訳はたくさんあるとは思いますが
出来ない理由を100個並べ立てたところで、子供番組として見限られた
という事実は変えようがありませんから単純にフジテレビの番組スタッフ
の質が落ちたということだと思います。


私が子供の頃は、前身の「ひらけ!ポンキッキ」よりもさらに前の番組の
「ママとあそぼう!ピンポンパン」の時代で、河童のカータンと唇だけが
目立つデベロン(正体はわかりません=子供の頃の記憶で唇だけが歩いて
いたような気がします)が登場する番組で、この番組からは大ヒットした
「ピンポンパン体操」が出ています。



この番組は約15年で終了しましたが、ピンポンパンとポンキッキは同じ
時期に約7年間、時間枠を変えて放送されていたのでピンポンパンが終了
した後番組として、次に始まったのが「ひらけ!ポンキッキ」というわけ
ではありませんでした。

ガチャピン、ムックのキャラクターは1973年からの番組スタートから
登場していたと思いますが、初期の頃は私自身が子供として見ていたので
あまり鮮明には憶えがありません。



1980年代の後半の、もえみお姉さんといずみお姉さんの時期はうちに
子供が生まれた頃なので一番記憶にあります。

鳥山明がキャラクターデザインをしたアップルポップとか機関車トーマス
などが子供のお気に入りでした。



そして「ポンキッキーズ」になってからは、安室奈美恵と鈴木蘭々が一緒
に着ぐるみを着ていたシスターラビッツ、ピエール瀧の記憶はありますが
ゴーゴーコニーちゃんの印象と同系列番組のウゴウゴルーガの子供番組と
思えないぶっ飛んだ構成に押されて出演者の記憶がないです。

ポンキッキーズになってから「歩いて帰ろう」とか「パレード」とか歌は
幼児向きから子供(小学生の高学年)向きになったような気がします。



ガチャピンが宇宙へと飛んだり、着ぐるみの領域を超えた破天荒な企画を
放映し始めたのもポンキッキーズのような気がしますが、この辺りは少々
記憶が曖昧なので、自信はありません。

そんなわけで自分自身も子供も見ていた番組が消えるのは残念なんですが
実際のところ、坂上忍とか田崎史郎とかダウンタウンなんて、旬の過ぎた
品のない芸人やジャーナリストもどきを重用しているフジテレビですから
子供番組を作ることで良心の呵責を抱えていたかも知れません。



そろそろお金を稼げそうなキャラクターの印象が汚れないうちに隔離する
ということを考えたのかも知れませんね。


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