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スター・ウォーズ/最後のジェダイ [シネマクラブ]

公開から五週目の週末興行ランキングでも1位をキープして、公開開始後
五週連続で1位になり日本国内での興行収入は65億円を超えて歴代興収
100位に入った「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」、世界興収では
約1,390億円を超えて歴代10位になりました。



高校生の時に撮影順としては第1作(連続ストーリー上では4作目となる
スター・ウォーズ/新たなる希望)を観てから、ジェダイの帰還までは、
続けて観ましたが、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)の出ない作品には
全く興味がなかったので1部から3部までは未だに観ていませんというか
全然観る気はありませんという、決してコアではないスター・ウォーズの
ファンなわけですが、レイア姫(キャリー・フィツシャー)の遺作を無視
するわけにはいきませんので、観てきました。

ここからネタバレありなので、これから観ようと思っている人は読むのを
止めていただいた方が良いかと思います。


スタートから劣勢の反乱軍ですが、非常に優れたなパイロットであるポー
中佐の活躍により、ファーストオーダーの巨大戦艦ドレッドノートを撃沈
することに成功、しかしその代償として爆撃部隊が全滅するという作戦は
成功しても仲間は減っていくという悲壮な話が展開します。

父親のハン・ソロを殺害したベン・ソロ=カイロ・レンが母であるレイア
に対しては攻撃ボタンを押せなかったというシーンを通じて、暗黒面には
完全に落ちていない迷いが表現され、従妹であるレイと共闘しようと迫る
カイロ・レンの中に強さと弱さを併せ持つ次世代の最高指導者が次回作で
どのような姿で登場するのかがとても楽しみです。



「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が公開されるよりも前のジョージ
・ルーカスのインタビューかなにかで、9部作の後編3部作ではルークの
娘とハン・ソロとレイアの息子がネクストジェネレーションの主役になり
どちらかが暗黒面に落ちることから物語が始まる、みたいな話が出ていた
ような気がするので、レイはルークの娘であると勝手に思っていますが、
映画の中ではそのような描写はなかったので、カイロ・レンとレイは従妹
であると結論付けていますが、次回作が公開されたら今回の映画の宣伝で
何度も出てきた衝撃という言葉がさらに強く感じられるかも知れません。

前作でハン・ソロが死に、今作でルーク・スカイウォーカーが死にました
が現世の世界から永遠に不滅な世界へと転生したような感じで、ルークの
師であるマスター・ヨーダのようにマスター・ルークとして、レイの前に
登場するような気がします。

それとは逆に映画の中ではレジスタンス軍の再集結を明言したレイア将軍
のキャリー・フィッシャーが現実に亡くなってしまっていることから自作
では誰が反乱軍の将軍として指揮を執るのか、フィンなのか、ポーなのか
(レイは指揮官ではないと思うので)そういう部分も、続きを観なければ
という動機になるわけで、やっぱり次回作も観るしかないな。

キャリー・フィッシャーの未公開映像はまだあるみたいですが、次回作の
ストーリーに合わせて使えるか?というのは大きいですね。

CGで再現することはしない(現時点の方針では)ようですから、レイア
がどのように姿を消すのかも含めて、スター・ウォーズの過去を消し去り
全く新たな秩序を銀河系にもたらす指導者を納得性を持たせて作り出すと
いうことになるのですから、フォースの加護が無ければ出来ない難事業に
なりそうな感じですし、ジョージ・ルーカスがスター・ウォーズシリーズ
から手を引きたくなった理由もわかるような気がします。

来年の年末に公開される完結編がとても楽しみです。


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