一世風靡…懐かしいね [音楽]
34歳年下のモデルと一緒に登場してシェーバーのPRをしたようですが
その場で話に出た「一世風靡セピア」は原宿で竹の子族が流行っていた頃
渋谷を拠点にしていた劇男一世風靡の中から派生したユニットでした。
私が22歳の頃に劇男一世風靡のメンバーの中から選抜されたというより
自ら歌いたいと手を挙げた7人が一世風靡セピアとしてデビューして当時
原宿の歩行者天国で幅を利かせていたのがヒラヒラの派手な服装で踊りを
披露する竹の子族(ナンパ系)だったのに対して、一世風靡セピアなどは
渋谷から代々木公園で、スーツなどの堅い服装で歌と踊りを披露していて
見物客の客層も明らかに違っていました。
愛知県西尾張エリアに住む、田舎のネズミの私とクラブ活動の後輩たちで
東京ディズニーランドに行くついでに原宿と代々木公園を目指しましたが
原宿のあまりの人の多さに移動を断念して、原宿のキディランドで地元で
手に入らなかったダンプ松本のプロレスゲームを買って帰りました。
人並みをかき分けて見に行けば、今は亡き沖田浩之(竹の子族出身の俳優
でありアイドル、金八先生で役者としても認められ女優の山本陽子さんと
歳の差恋愛で噂になりましたが、残念なことに自殺しました)が踊る姿や
一世風靡セピアの路上パフォーマンスが見られたかも知れません。
ブームになった割には「前略、道の上より」がヒットして、ビデオ作品の
「現在(いま)が好きです」が当時はまだあまりなかったレンタルビデオ
の店頭でお勧めになっていたぐらいしか記憶になく、実際にEPレコード
を買ったり、レンタルしたのは上記の作品だけでした。
7人の内の4人が現在も俳優として活動を続けていて、その中でも哀川翔
と柳儀敏郎の二人はドラマや映画の主役としても活躍していて、哀川翔は
Vシネマの帝王とも呼ばれていますが、シェーバーのPRで共演していた
モデルはCMの共演者の略歴を調べることもしないんでしょうかね?
それはそれで問題なんじゃないかと思ったりします。
個を大切にする時代だと言われている割には、芸能界でも個性的な歌手や
グループって80年代よりも少ないような気がして、今の芸能界には殆ど
興味がないのが実際のところで、年寄りの回顧主義だと言われようが昭和
時代にデビューした歌手やグループ、役者を超える平成の芸能人など全く
いないじゃないかというのが実感です。
誰が何を言おうが昔は良かったなぁと思います。
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