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キタサンブラックが年内で引退 [競馬]

今年の大阪杯と天皇賞・春を連勝して凱旋門賞への出走も計画されていた
JRAのGⅠ5勝馬のキタサンブラックが今年の秋競馬のGⅠ3レースに
出走後の引退が発表されました。

宝塚記念を勝って、その勢いで凱旋門賞に挑戦というプランが発表されて
いましたが、宝塚記念で9着とまさかの惨敗。

清水調教師は疲労がたまっているとして放牧が決まり、10月初めまでに
勝てるレベルまで調整をするのは難しいということもあって、凱旋門賞の
出走を回避することが発表され、生まれ故郷の北海道で放牧されました。




オーナーの北島三郎さんは、「今まで、怪我もせずよく頑張ってくれた、
本当にたくましい彼です。まだまだ走ってくれると思いますが、引き際の
美学を大切にしたい。」というコメントを出して引退を発表しました。

今年いっぱいと言っても「天皇賞・秋」「ジャパンカップ」「有馬記念」
の三つのレースが残っていて、まだ調教も続きますし、ラストランだから
トウカイテイオーやオグリキャップのように激走をするという保証もない
わけですが、そこはやっぱり名馬の伝説を継ぐサラブレッドということで
盛り上がっていくことでしょうね。

無事に有馬記念を走り終えたら、次は種牡馬として次世代を残していくと
いう仕事が始まるわけですが、社台スタリオンステーション(社台SS)
での繋養が決まっているということで、もしかしたら引退した後の来年は
社台SSに行くと間近でキタサンブラックを見られるかもしれませんね。

注)社台SSでは人気馬は割と放牧に出してくれることが多いので過去に
ディープインパクトやシンボリクリスエス、ダイワメジャー、クロフネ等
実際に行って近くで見ることが出来ましたが、馬の性格などにもよるので
絶対に見られるという保証はありません。




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