僕のワンダフル・ライフ

９月２９日から公開されるアメリカ映画の「僕のワンダフル・ライフ」と
いう映画が、アクションもサスペンスもラブストーリーもありませんが、
今月末の公開映画の中ではもっともお勧めの一本になります。



タイトル的には子供向け映画という感じなんですが、犬が大好きな人には
笑顔と涙なくしては観られないという感じで、特に今までの人生の中で、
実際に一緒に暮らしていたペットのワンコの旅立ちを見送った経験のある
人にとっては共感するポイントが山ほどありそうです。

ネタバレにならない程度に内容を書きますと、物語の始まりはゴールデン
レトリバーのベイリーが飼い主のイーサンと出会って、大好きなイーサン
との毎日が始まりますが、犬の寿命は人間の数分の一ですから、大好きな
イーサンとのお別れの日が来てしまいます。

イーサンの前から旅立ったベイリーは、今度はシェパードのエリーとして
生まれ変わり男の子から女の子になります。

優秀な警察犬として活躍したエリーでしたが、やはり人間の寿命と比べて
儚い寿命を全うして二度目の旅立ちの時が来ます。

そして三度目の生まれ変わりで今度はコーギーに生まれ変わりマヤという
女の子の元で幸せに暮らしますが、再び、最後の時を迎えて５０年の間に
三度めの生まれ変わりをして、大好きな飼い主だったイーサンの元へ戻り
５０年の歳月を生きてきたイーサンと共に、再び一緒に暮らせる日が来る
という流れになり、感動のラストシーンへと繋がっていきます。

私自身、今迄に五匹の犬を見送り、今現在も三匹の犬たちとの生活ですし
ウサギやハムスターの旅立ちにも関わってきていますので、ペットが天国
に旅立つシーンを観るのは実体験とも重なってしまってやはり悲しいもの
で、寿命が短いことは理解しているとはいえ、やはり寂しいです。

そんなペット達との日々を今以上に幸せに出来そうな考え方が出来そうな
映画として、「僕のワンダフル・ライフ」を観たいと思いますし、犬好き
仲間として映画の内容を共有できたらいいなと思います。