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スカイラインの歌 [音楽]

財津和夫さんが退院をしたというニュースを聞いたので、YouTube
でTULIPの歌を検索して聞いていたところ、財津さんがTULIPと
平行してソロ活動をしていた時のスカイラインの歌を聴きました。



この歌がLIVEで収録されている財津さんのソロコンサートのライブ盤
は私も持っているのですが、スカイラインの歌を唄っても車一台くれると
いうわけでもなく、とぼやいてみせて、普段からカッコいいことを言って
いますが、物欲が結構ありましてと観客の笑いを取っていました。


それはともかくとして、TULIPのメンバーでは姫野達也さんが以前に
スカイラインに乗っていたという話が安部俊幸さんのエッセイの中で披露
されていて、同じ車種だけどグレードは一緒なのかなとか、そんなことを
思いながら読んだ記憶があります。

いわゆるケンメリと呼ばれていたスカイラインが非常に売れて、私の世代
でスカイラインのCMを知らない人は多分いないですし、ケンとメリーの
ケン役の男性が早逝したなんて話も多くの人が知っていると思います。



また、ケンメリからジャパンと呼ばれていた頃までのスカイラインは若者
とされる年代にとっては憧れの車(今はもう車に憧れる人は極少数です)
で、スカイラインに乗っていた頃は、女の子にモテるでしょうと聞かれた
ことが多々ありました。(車だけでモテるなら彼女いない歴などないはず
なんですが、世の中そんなに簡単なものではありません。当然ながら)



今は若い世代の車離れは顕著で、私が20代の頃に男子が軽自動車に乗る
なんてことはありえなかったのですが、今では20代で軽自動車の男子は
普通にいて、見方によっては可処分所得をおしゃれに使ったりして身綺麗
になったのかも知れませんが、個人的には違和感が拭いきれません。

スカイラインが好きで日産プリンスに入社した人(単純なんです)ですが
若さゆえの反発心で、課長と喧嘩をして会社を辞めましたので、実際には
R30までの在社期間でしたが、今のスカイラインは高級車過ぎて買って
乗るには敷居が高い車になってしまいました。

machine-X.jpg

ケンとメリーのスカイラインは私が高校の頃までで、私が入社した頃には
モデルチェンジをしてスカイライン・ジャパンのキャッチフレーズになり
その後、西部警察のマシンXとしてスカイラインターボが出た時には休日
の展示会にはとんでもない人数のお客さんが集まったものでした。



その後、R30の新型が出てCMキャラクターはポール・ニューマン。
CMソングは「The best way to your heart」で、マキシン・ピクソンが
歌っていましたが、明日に向かって撃ての「雨に濡れても」に代わって、
さらに安部恭弘の「DOUBLE IMAGINATION」に代わりました。



R30はスカイラインの開発主幹の故・桜井真一郎さんの最後の開発車で
継承されてきたサーフィンラインが消されるなどのデザイン変更があって
賛否両論があり、期待されたほどは売れなくて、この形式以降から徐々に
スカイライン神話は消えていき、現在は日産の高級車の一つとして名前は
残っていますが、特徴的な丸形テールランプもなくなりました。

ただ、故・桜井真一郎さんが野生の動物達は後ろ足でスタートすることで
瞬発力があるので、スポーツセダンであるスカイラインはFRにこだわる
と話していた考え方は継承されているのかなと思っています。
スカイラインがFFになった時、スカイライン神話は完全に終わりです。

今でも車のCMはよく見ますが、ケンとメリーのスカイラインや財津さん
が歌っていたJAPANのCMを超える歌はないと思っています。



そもそも、今のCMは車のコンセプトに合わせて作られている歌ではない
わけですから、イメージが一致すること自体が難しいでしょうね。

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