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マクラーレン・ホンダがQ1敗退 [モータースポーツ]

アゼルバイジャンGPで、開発を進めていたスペック3のエンジンを投入
して、前回までの非力なエンジンからの進化を見せるはずだったホンダの
F1プロジェクトですが、一回目のフリー走行でテスト的に少しだけ周回
しただけで再度、スペック2に戻してしまい、予選走行ではQ2への進出
も出来なくて、フェルナンド・アロンソからは遅すぎて他チームにとって
危険な存在になっていると言われる始末です。



フリー走行の結果からスペック3の使用によって短縮できるタイムは一周
で0.2-0.3秒程度らしいので、前のエンジンで差がついていた3秒
の差を縮めるのには至っていません。




今回のバクーサーキットのレースでは、エンジンの交換だけでなくターボ
ユニットなど複数の部品を換えているために、フェルナンド・アロンソは
40グリッド降格、ストフェル・バンドーンは75グリッドの降格となり
予選で真面目に走ったところで19.20番の最後列からのスタート順位
は変わりませんからね、事故の危険を冒してタイムアタックをするよりも
周回数を重ねて、テスト走行のようにデータを集めることに徹した方が、
次回のオーストリアGPでのレースに有効な改良が出来ることでしょう。



相変わらずマクラーレンとホンダの契約は今年限りから残り数戦のみだと
マクラーレン・ホンダの解散が話題になっていますが、一つの事実として
来年使用するエンジンの申請は5月に既に締め切られているということが
ありますから、普通に考えればマクラーレンはホンダで申請しているはず
であり、ホンダ自体がF1から撤退しない限りはメルセデスとの再契約や
フェラーリ、ルノーから供給は他チームが許可しないでしょう。

来年から供給が決まったザウバーが、4月30日に契約締結の記者会見を
行なったのも5月6日までが締め切りの申請に、ホンダで申請するために
必要だったからであり、もしもマクラーレンがホンダと契約を解除したら
来年はF1への参加も出来なくなってしまいます。

実際のところ、ホンダとマクラーレンの協業は終わったようなやり取りが
表面化しているので、今年のポジティブな進化は望めないかも知れません
が来年は仕切り直しをして、優勝を目指しての戦いを始めるという意味で
今年は終わりという表現をすれば間違ってはいないかも知れません。

ただ、F1の世界でカリスマ的な存在のニキ・ラウダがメルセデスの顧問
として存在することで、F1の全てのチームがホンダとマクラーレンとの
提携終了を承認した場合はメルセデスのエンジンを積むことは可能ですが
かなり実現性の低い案件のような気がします。

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