勝てなかった村田諒太選手 [スポーツ]
プロボクシングWBAのミドル級タイトルマッチ(チャンピオン決定戦)
で、ロンドンオリンピックの金メダリストの村田諒太は、12ラウンドを
フルに戦い、4Rにはダウンを取りながらも判定負けしてしまいました。
WBAはチャンピオンが数回防衛すると名誉チャンピオンに格上げをして
正規チャンピオンの決定戦を行い、正規チャンピオンが怪我などの理由で
試合から遠のくと暫定チャンピオンとして棚上げして、また決定戦をして
チャンピオンが同一階級で三人いる状態を作るような杜撰な運営なので、
出来ればWBC、それがダメならWBO、IBFでチャンピオンに挑戦を
してもらいたいと思っていましたが、1位と2位の決定戦という形で試合
が組まれたので、ちょっと嫌な感じはありました。
で、ロンドンオリンピックの金メダリストの村田諒太は、12ラウンドを
フルに戦い、4Rにはダウンを取りながらも判定負けしてしまいました。
WBAはチャンピオンが数回防衛すると名誉チャンピオンに格上げをして
正規チャンピオンの決定戦を行い、正規チャンピオンが怪我などの理由で
試合から遠のくと暫定チャンピオンとして棚上げして、また決定戦をして
チャンピオンが同一階級で三人いる状態を作るような杜撰な運営なので、
出来ればWBC、それがダメならWBO、IBFでチャンピオンに挑戦を
してもらいたいと思っていましたが、1位と2位の決定戦という形で試合
が組まれたので、ちょっと嫌な感じはありました。
試合では村田諒太が優勢に最終回まで戦った感じで、ダウンを一回奪った
ということもあって勝ったのは間違いない感じでしたが、ほとんどの人が
想像もしていなかった判定負けということで、その場で抗議をするような
ことはありませんでしたが、所属する帝拳ジムの会長も納得できていない
不本意な結果ということになりました。
接戦の場合は数ポイントの差で2-1とか1-0で引き分けが二人とかの
微妙な判定のはずなんですが、今回は村田が117-110で7ポイント
リードの他は、116-111と115-112ということで5ポイント
と3ポイントの差があるので、最大で12ポイントも違うわけです。
なぜ、このような差が出たのか?なんですが、一人のジャッジは有効打を
数えたのに対して、二人のジャッジは手数で勝れば勝ちという基準だった
ということで、重いパンチでダウンを奪い、確実に仕留めるプロの作戦に
出た村田諒太に対して、アマチュアと同じく細かいジャブを多く繰り出し
手数で優勢だったエンダムが勝ったというところが、WBAのアマチュア
判定だったということなんだと思います。
逃げるは恥だが役に立ったエンダムが勝ち、正面から正攻法で王道の戦い
をした村田が負けたのは残念ですが、WBAの会長が次回再選を指示した
(だからと言って強制力はないので確定ではない)みたいなので、機会は
またありそうですが、やはりWBAではなく他の団体で挑戦する方がプロ
の戦い方が出来るのではないかとは思います。
結果については残念でしたが、金メダリストらしく堂々と戦った村田諒太
選手の次戦に期待したいと思います。
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