ホンダエンジンから水漏れ [モータースポーツ]
F1バーレーンGP終了後、火曜日と木曜日にバーレーン国際サーキット
で実施されたインシーズン合同テストで、マクラーレン・ホンダの車では
エンジンからの水漏れが見つかったため、午前中は問題の修復に費やされ
最終的には17周でテストを切り上げ、タイム計測が出来たのは2周だけ
というワークスチームとは思えない結果になりました。
二日目はノートラブルで、セッティングを変えてのテストが出来ましたが
トラブルが発生しなかった理由が明確でなければ、またトラブルが起きる
リスクは残ったままですから、今回は良かったけれどロシアGPの時にも
トラブルが発生しない保証は全くないということですから、信頼性が低い
という大きな問題は解決されていません。
で実施されたインシーズン合同テストで、マクラーレン・ホンダの車では
エンジンからの水漏れが見つかったため、午前中は問題の修復に費やされ
最終的には17周でテストを切り上げ、タイム計測が出来たのは2周だけ
というワークスチームとは思えない結果になりました。
二日目はノートラブルで、セッティングを変えてのテストが出来ましたが
トラブルが発生しなかった理由が明確でなければ、またトラブルが起きる
リスクは残ったままですから、今回は良かったけれどロシアGPの時にも
トラブルが発生しない保証は全くないということですから、信頼性が低い
という大きな問題は解決されていません。
現在のF1ではメルセデスとフェラーリの二強に、メルセデスエンジンを
搭載するウィリアムズと、ルノーエンジンを搭載するレッドブルが続いて
さらにその後をルノーとトロ・ロッソ、フォース・インディア、ザウバー
ハースが追いかけているという形になっていると思っていますが、現在の
マクラーレン・ホンダは事実上、第三グループの中でも最下位のレベルに
属していることは間違いなく、エンジンが最高出力で回っていても直線で
後方から来た車に抜かれてしまうという現実にフェルナンド・アロンソは
かなりの怒りを感じているようです。
車体を作るマクラーレンとエンジンを作るホンダという枠組みの中で双方
がどれだけ相手の仕事を評価し、踏み込んだ議論が出来るのかが勝てる車
を作るために必要なことだと思いますが、マクラーレン・ホンダチームの
インタビューを読んでいると相手の仕事ぶりを評価するようなコメントを
出してはいますが、双方に信頼関係があるとは思えないような微妙な感じ
を受けるのは私だけではないと思います。
故・本田宗一郎氏のスピリット、故アイルトン・セナのスピリットが昇華
するのと時期を同じくしてホンダ・スピリットもまた利益最優先の企業の
論理が先に来るようになってしまったのが現在のホンダの技術の限界かと
そんなことを感じるようになってきました。
少なくとも現状を正しく認識して、これからの改良によってパワー不足は
解消されると考えているので心配はしていません、という毎度おなじみの
コメントはそろそろ封印してもらいたいと個人的には思っています。
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