また問題が表面化したレプロ [日本社会の闇]
の口コミによって上映館が拡大され、いくつもの映画賞で作品賞や特別賞
を受賞していますが、相変わらずメディアからは冷たい対応を続けられて
いるわけで、それはそれで残念なことだと思っています。
その理由は多くの人が知っているように、主役の女性の吹替えをしたのん
こと能年玲奈さんと、所属事務所のレプロエンタテインメントとの確執で
バラエティではなく女優としての仕事を望んだ能年玲奈さんに対し、他の
仕事を強要したりして関係が悪化すると、飼い殺しのようにしてまともに
仕事を取ってこなかった事務所の横暴ぶりに嫌気がさした能年玲奈さんが
契約満了で事務所を辞めた後も契約の継続を主張したり、芸能活動の中で
本名を名乗ることも契約違反だとしているレプロの存在があります。
レプロが、芸能界のドンとか言われている周防会長が率いるバーニングの
関連会社ということで、放送局や芸能マスコミがバーニングとの関係悪化
を恐れて能年玲奈さんに出演の機会を与えないことから、芸能界の慣習で
干されているということになっています。
もう老齢に差し掛かって本来ならば芸能界全体の発展に尽力するべき立場
にいるはずの大手芸能プロダクションの会長が将来ある若手女優の仕事を
妨害するというケツの穴の小さなことをしているのがバカみたいというか
それを一緒に支えている日本のメディアの意気地なさをくだらない話だと
思っていましたが、また渦中のレプロが所属女優の清水富美加さんと引退
するとかしないとかのトラブルになっています。
清水富美加さんのツイートで「力ある大人の怖い部分を見たら夢ある若者
はニコニコしながら全てに頷くようになる。そんな中ですり減って行く心
を守ってくれようとしたのは事務所じゃなかった」として、引退に至った
心境を明かしているわけですが、要するに所属事務所であるレプロはまた
若手女優に本人の意向に反する仕事を押し付け、それが嫌なら芸能界では
活動できなくしてやるみたいな恫喝をしたということなのでしょう。
別の話によれば現在撮影中か撮影準備中の映画で人を食べる人種の役柄を
押し付けられたため、それは信仰する宗教の教義に反すると断ったものの
その役柄を続けることを強要されたため、もうこれ以上は女優は出来ない
という結論に達したということで、能年玲奈さんの時と大差ない対応だと
思いますので、前回の反省もしていなければ学習もしていないようです。
能年玲奈さんの時にも話題に出た話ですが、1カ月睡眠時間3時間で毎日
働いても、月給が5万円だったというのも同じ話で、やはり労働基準法も
満たさず地域最低賃金にも足りない安い賃金で働かされていたという話も
二人も出てくれば信ぴょう性も高まるというものです。
揉め事というのは一方的に悪いことはないわけで、大体の場合はこちらも
悪い部分があったと認めた上で、双方がすり合わせをするものなんですが
能年さん、清水さんの両方とも事務所側は一切非がないと言っている時点
で歩み寄る気はないでしょうし、契約している以上は黙って働け、それを
しなければ法的措置に訴えるという方向に行くのでしょう。
大手事務所で仕事を取る能力も高いという評判もあるみたいですからね。
昔のたこ部屋みたいなマネジメントを改めれば、所属女優との揉め事など
起きることもないと思うんですけどね。いったい誰が悪いんでしょうね。
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