ジョン・ウェットンが死去

昨年末に、元キング・クリムゾンのグレッグ・レイクが亡くなったことは
既報の通りなんですが、同じくキング・クリムゾンに在籍した経験を持つ
ボーカリストでベーシストのジョン・ウェットンが結腸がんのため就寝中
に亡くなりました。



ロキシー・ミュージックにも在籍していましたが、イエスから飛び出した
キーボードのジェフリー・ダウンズ、ギターのスティーブ・ハウ、そして
ドラムスのカール・パーマーと結成して大きな成功を収めたエイジアでの
活躍がもっとも大きな活動だったように思います。

エイジアとしてデビューした当時は精悍なイメージでしたが、エイジアで
約３０年活動しているうちに、かなり丸くなってきていたので結腸がんの
闘病は聞きましたが、そんなに深刻な病状だったとは思いませんでした。



がんに侵されると痩せるというイメージがありましたが、ステージの上で
歌っていた頃は痩せ衰えたという感じはありませんでしたから、長期療養
とはいえ、唐突に亡くなるとはという気がしています。



今年は三月から、ジャーニーとのアメリカツアーが予定されていましたが
がんの治療のために出演を控えて、代役を立ててツアーを行うという計画
になっていましたが、ジョン・ウェットンが亡くなってしまったことから
ジャーニーの単独ツアーのなるかも知れません。



一緒にエイジアを結成したスティーブ・ハウ（あまり仲は良くなかったと
いう印象はありますが…）、ジャーニーのニール・ショーン、ＴＯＴＯの
スティーヴ・ルカサーなど多くのミュージシャンが追悼コメントを発表し
偉大なミュージシャンの逝去を悼んでいます。

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