F1日本グランプリ・予選 → 決勝結果 [モータースポーツ]
さらに高いパフォーマンスを発揮することが期待されていたマクラーレン
ホンダですが、予選結果はフェルナンド・アロンソ(スペイン)が15位
ジェンソン・バトンが17位という結果になり、昨年久しぶりに復帰した
時と大差ないグリッドになってしまいました。
今年の開幕から言われ続けているパワーユニットとシャシーのバランスが
悪いという問題がマレーシアから投入されたアップグレード版のエンジン
でも指摘されているようでは、今年の残りのレースも同じようにバランス
の悪さが諸悪の根源ということで終わってしまいそうです。
ただ、マレーシアでは最後尾スタートのフェルナンド・アロンソが7位に
入賞しているということもあるので、決勝の時間帯の天候が雨になったり
するようならば、マシンの性能不足の差をアロンソとバトンのテクニック
で補うことが出来るかも知れませんから、あまり悲観的な見方をするのは
止めておこうと思います。
マクラーレン・ホンダを特別視しない予選結果としてはポールポジション
を獲得したのは三年連続になるメルセデスのニコ・ロズベルグ。
同じくメルセデスのルイス・ハミルトンが二番手になったことでスタート
直後の接触事故が心配な感じです。
個人的にはニコ・ロスベルグが優勝してルイス・ハミルトンとのポイント
差をもっと広げてワールドチャンピオンになって欲しいと思っていますが
本当に僅差での予選結果ですからね、事故だけは気を付けて欲しいです。
ルイス・ハミルトンは前回のトラブル時にチームの中に自分を陥れようと
しているのがいるみたいな発言をしているのが、世界でも特別なレーサー
だけが取得できるスーパーライセンスを持つプロフェッショナルとしては
あまりにもお粗末な発言だと感じたので優勝して欲しくないです。
最前列を制したメルセデスの後に続いたのは、フェラーリ、レッドブルと
フォースインディアということで、毎度おなじみのトップグループです。
この後に続くウィリアムズ、トロロッソ、ハースなどのセカンドグループ
の中に埋没しているマクラーレン・ホンダが来年にはトップグループの中
に入れるのかが、来年もF1に興味を持ち続けられるかどうかの分岐点と
いうような見方をしているファンも少なくないような気がします。
明日の天気予報は雨みたいですね、雨が降ったら勝機が出てくるみたいな
発言をアロンソはしていますから期待できるかも知れません。
<追記>
結果として鈴鹿では雨は降らず、マシンの性能が最大限発揮されたレース
となり、ニコ・ロズベルグがポールトゥウィンで9勝目を挙げました。
二番手スタートのルイス・ハミルトンは、スタートに失敗して8番手まで
順位を下げましたが挽回して3位入賞、2位にはレッドブルのマックス・
フェルスタッペンが入り、メルセデスチームがコンストラクターズ部門の
今シーズンの優勝を決めました。
マクラーレン・ホンダはフェルナンド・アロンソが16位、ジェンソン・
バトンが18位と予選とほぼ同じ順位でのフィニッシュでした。
改善が著しいとはいうものの、ホンダエンジンの安定性はまだまだという
感じで、2017年の表彰台もちょっと怪しいかなという印象です。
HONDA F1 BOOK―ホンダF1の伝統と、その戦いぶりを総括する (NEWS mook) | |
三栄書房 2016-09-16 売り上げランキング : 8641 Amazonで詳しく見るby G-Tools |
ここのところのハミルトンの言動・行動には目に余るものがあるので、ニコに頑張って欲しいです
by アニ (2016-10-09 09:10)
アニさん:
コメントありがとうございます。
ニコ・ロズベルグが優勝しましたね。
確かに、ここ最近のルイス・ハミルトンの発言には
ワールドチャンピオンとして恥ずかしいものが多いと
感じていますので、来シーズンはチームを移籍するとか
何かの動きがあるかも知れませんね。
by suzuran (2016-10-09 23:48)