最強馬・ドゥラメンテが引退 [競馬]
宝塚記念のゴール後、デムーロ騎手が馬から降りた時に普通ではない状態
であることに気付いた人は多いかと思いますが、ターフ上から自分の足で
歩いて厩舎に帰ることなく、馬運車に乗せられて診察を受けていたことが
サンデーレーシングの代表の話が出て、予後不良(安楽死)も想定される
重症だったことがわかりました。
放牧ではなく、ノーザンファームしがらきで経過観察を行った結果、炎症
が確認されて競争能力喪失という診断が出たことで引退が決まりました。
レース中ではなくゴール後の減速時に前後のバランスを崩して後肢で前肢
を踏んでしまったという話もありましたが、ゴールの後に滑ってバランス
を崩したという見解は同じようです。
であることに気付いた人は多いかと思いますが、ターフ上から自分の足で
歩いて厩舎に帰ることなく、馬運車に乗せられて診察を受けていたことが
サンデーレーシングの代表の話が出て、予後不良(安楽死)も想定される
重症だったことがわかりました。
放牧ではなく、ノーザンファームしがらきで経過観察を行った結果、炎症
が確認されて競争能力喪失という診断が出たことで引退が決まりました。
レース中ではなくゴール後の減速時に前後のバランスを崩して後肢で前肢
を踏んでしまったという話もありましたが、ゴールの後に滑ってバランス
を崩したという見解は同じようです。
競争能力の高い馬ほど後肢と前肢が接近するので、前肢を故障する割合が
高くなると言われていますが、馬の走り方を見るとわかるように着地の際
に全ての体重を受け止めるのは前脚ですから、屈腱炎などの競走馬として
致命的な症状も当然、前脚に出ることになりますので、通常とは違う負担
が発生した時には、サラブレッドの前脚には大きな負荷がかかるため怪我
も酷くなってしまうということになります。
史上最強馬の評価を受けていたドゥラメンテの血統はキングカメハメハと
アドマイヤグルーヴという超エリートなだけに、競走馬としてはともかく
種牡馬として残ることが出来たのは良かったと思います。
キングカメハメハの日本ダービー
アドマイヤグルーヴのエリザベス女王杯
ドゥラメンテの仔がデビューするのは2020年になります。
新版 競馬の血統学―サラブレッドの進化と限界 吉沢 譲治 by G-Tools |
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