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JRAの前半戦終了 [競馬]

競馬自体は一年間52週の土・日開催で続いていくわけですが、いわゆる
GⅠ(Grade1)競争は6月26日の宝塚記念で上半期分は終了して
秋競馬と言われる10月2日のスプリンターズステークスまではお休みに
なりますので、GⅠを目標にローテーションが組まれている馬はこの後は
牧場に放牧に出されてリフレッシュ休暇という感じになります。



宝塚記念は距離が2200メートルということもあり、人気投票で選出は
されても短距離を得意とする馬には勝算はありませんので、回避する馬も
いるので、今年前半の活躍馬が勢揃いするわけではありませんが、一応は
春競馬のグランプリ(秋競馬の締めくくりは有馬記念)ということで五歳
世代の最強馬とされるドゥラメンテが1番人気に、春の天皇賞で優勝した
キタサンブラックが2番人気に推されて出走しました。


そして勝ったのは牝馬のマリアライトで、昨年のエリザベス女王杯以来の
勝利ということになります。(父はディープインパクト)

mariaright.jpg

蛯名正義騎手は皐月賞に続いての今年GⅠ二勝目ということになります。
キタサンブラックは菊花賞と天皇賞・春では勝っていますから、距離的に
ちょっと短かったかなという感じがしないでもないですが、三着ですから
秋の天皇賞の2000メートルでも対応できそうな感じはします。

ドゥラメンテは前走のドバイのレースでは落鉄(レース中に蹄鉄が外れて
しまうアクシデント、人間の競争でスパイクを履かずに裸足で走るような
感じで不利)のために勝てなかったわけですが、今回はゴールする直前に
躓いたということで、ハ行(歩き方に異常があること)を発生したために
レース終了後にジョッキーが馬から降りるアクシデントがありました。

世代最強馬と言われながら、なかなか万全の状態で力を出し切るレースが
出来ない状態が続いているのが残念ですし、完調ではない状態が考慮され
秋に予定していた凱旋門賞への挑戦は断念することになりました。
エイシンヒカリも放牧に出されて、凱旋門賞の予定はないので今年の日本
からの挑戦はないのかも知れませんね。

これから放牧されて、心身ともにリフレッシュして9月ぐらいのレースで
順次、一流馬たちがターフに帰ってくることになります。

夏の間は今年デビューの新馬戦と前半にイマイチくんだった馬たちが秋の
主役を目指して北海道、福島、新潟、小倉でサマーシリーズを戦います。

秋競馬の一押しを探すのがこれからのお楽しみということになりますね。

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古矢 友三

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