ジェット・リーが車椅子の危機

「エクスペンダブルズ３」以降、映画出演から遠ざかっている中国出身の
アクションスター、ジェット・リーが香港で開催された学生を対象にした
講演会に登壇し、長年の過激なアクション俳優の生活によって脊椎に損傷
を持っていることから、今後は車椅子生活になる可能性が高いことを自ら
の言葉で説明したようです。



「少林寺」でデビュー（デビュー時は本名のリー・リンチェー）したのが
１９８２年ですから、確かに長いと言えば長いアクション俳優生活ですし
三年前には甲状腺機能亢進症で闘病中であることを明かし、薬の副作用で
心臓に負担がかかっているため軽いアクションも出来ない状態にあること
と脊椎の問題があるためにアクション俳優として活動することは難しいと
率直に現在の状態を公表したわけですね。

ジェット・リーはスマトラ沖地震の時に、タイのリゾートに家族と滞在し
津波が来た時にはプールで娘と遊んでいた時だったため、津波の直後には
ジェット・リーが津波に遭遇し、行方不明（絶望的）という情報が流れて
非常に大きな衝撃を受けましたが、波に揉まれながらも娘さんを助け出し
日頃の鍛錬が役に立ったという話を後日、なにかの雑誌のインタビューで
話していたのを読んだ記憶があります。



７月には二年ぶりの出演作品となる中国のファンタジー物語「封神伝奇」
（日本公開は未定）が公開されるため、中国や香港でプロモーション活動
を行なっていますが、甲状腺障害の症状の一つである眼球突出があるため
サングラスを外すことはないようです。

体の各部に古傷があるのはアクション俳優の宿命かも知れませんが、今後
医療が発達して車椅子生活が回避できて甲状腺障害についても完治は無理
でも生活に支障がない程度まで収まればいいなと思います。

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タグ：ジェット・リー 甲状腺障害 車椅子 アクション俳優 脊髄損傷