世界最高賞金のドバイワールドカップ [競馬]
3月27日に世界最高賞金の競馬ドバイワールドカップが開催され、日本
からはホッコータルマエが出走しましたが、9着に敗れました。
優勝賞金は約6億9000万円と世界最高レベルで、出走するのは招待を
受けた12頭のみという出るだけでも価値のあるレースです。
昨年は5着(その前の年は16着)と健闘して、今年は期待されての出走
でしたが、年齢的にも7歳とピークは超えているように思いますが、三年
連続で招待される馬は滅多にいませんから、招待されただけでも凄いなと
素直に思いますが、ホッコータルマエの実績は地方とはいえGⅠ勝ち数が
10勝で獲得賞金が10億円を超えていますからね、招待されるのも当然
ではあるんでしょうけどね。
この日はドバイではターフ(芝)のレース、ダート(砂)のレースのGⅠ
が他にもいくつか開催されていて、芝の2410メートルで9頭が出走し
開催されたドバイシーマクラシックには世界ランキング1位になっている
ドゥラメンテが出走しましたが、レースの直前に落鉄(蹄を保護するため
に装着している蹄鉄が外れてしまうトラブル)があり二着になってしまう
アクシデントがありました。
他のメンバーが全員スパイクを履いている陸上競技で、一頭だけが裸足で
走るような不利の中で二着に入ったということは、落鉄がなければ相当の
確率で一着になったと思われますから残念なレースでした。
後、三歳馬限定のUAEダービーが、ダート1900メートルで行われて
7頭が出走した中で武豊騎手騎乗のラニが一着になっています。
このレースに勝ったラニは、5月7日にアメリカで開催される国際GⅠの
ケンタッキーダービーに出走する予定ということで、サンデーサイレンス
の導入以降、日本で生まれた競走馬は確実に世界で通用する強い馬に成長
していることを実感します。
そしてリアルスティールが芝1800メートルのドバイターフで優勝して
今年のドバイでの日本馬の成績は2勝でした。
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