SSブログ

松方弘樹さんの診断結果は脳リンパ腫 [健康・医療]


「名奉行・遠山の金さん」で金さんこと遠山左衛門尉を演じていた俳優の
松方弘樹さんが、脳腫瘍の疑いで検査(生研)を受けた結果の確定診断が
公表され、「脳リンパ腫」であることがわかりました。

kin_san.jpg

いわゆる脳腫瘍という病気には悪性のもの、良性のものがあるだけでなく
腫瘍が出来た部位などによって、放置しておいても構わないという脳腫瘍
もあれば、数週間という短い期間で症状が進む、亜急性と呼ばれる予後が
あまり良くないタイプのものもあるので、松方弘樹さんの受けた検査結果
については強い関心を持っていました。


その結果が「脳リンパ腫」ということで、良性か悪性かの二つに一つなら
悪性ということになり、脳腫瘍全体の中では3%程度の発生率で、年齢的
には60歳から80歳ぐらいの高齢者の割合が高いようです。

元々、脳腫瘍という病気は年齢的には若い世代が発症しやすいという認識
でいましたが、脳腫瘍にもいろいろな種類があって、特に高齢者とされる
世代では、今回発症した「中枢神経原発リンパ腫」というタイプの脳腫瘍
の罹患率が徐々に高くなっているようです。

症状としては知能の低下や麻痺などが出るため加齢からくる認知症を疑う
場合があるため、注意が必要な病気です。

この病気は悪性のB球と呼ばれるリンパ球が急激に増加するため発症後は
数日単位~数週間単位で病気が進行するため、治療する気があるのならば
早急に徹底した治療体制で治療をはじめなければなりませんが、完治する
ことはなく再発すること多いので、症状が出る度に対応することが必要に
なる難病にカテゴリー分けされている病気です。

ただ、免疫力が高い時には発症しにくい病気らしいので何百キロのマグロ
と格闘してきた松方さんならば、年齢相応以上の体力があると思われます
から、一度目の治療で症状が落ち着いた後は、免疫力をたかることで再発
を抑えることが出来るのではないかと思います。



遠山の金さんは数々の役者さんが演じてきましたが、松方さんの金さんが
一番好きでした。(杉良太郎が一番嫌いでした。)
あの名調子と桜吹雪で悪性リンパ球を散らしてしまって欲しいです。

誰も教えてくれない脳と医療の話 脳神経外科の現場から誰も教えてくれない脳と医療の話 脳神経外科の現場から
名月 論

脳動脈瘤がみつかったら (健康ライブラリーイラスト版) 「くも膜下出血」のすべて (小学館101新書) やさしくわかる脳神経外科 「血管を鍛える」食べ物と運動 (宝島社新書) 壊れた脳 生存する知 (角川ソフィア文庫)

by G-Tools



nice!(21)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:芸能

nice! 21

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0






Copyright (c) 2013-2021 suzuran All right reserved