レオ様にアカデミー主演男優賞 [シネマクラブ]
第88回アカデミー賞の授賞式がアメリカ・ハリウッドで開催され、通算
五度目のノミネートになっていたレオナルド・ディカプリオが主演男優賞
を受賞しました。
最初のノミネートは22年前(「ギルパート・グレイプ」で助演男優賞の
候補になりました)ということになりますが、その後、主演男優賞として
ノミネートの度に今回こそはという期待が高まっていただけにレオ様本人
は当然でしょうが、スタッフやファンの喜びが大きいように思います。
今回の受賞対象となった「レヴェナント:蘇えりし者」では、ハンターに
息子を殺されたガイドが瀕死の状態で穴に埋められて、ハンターの一団に
置き去りにされながらも、不屈の精神で自力で穴の中から這い出て、復讐
を遂げるというストーリーで、音楽を坂本龍一さんが担当しています。
「タイタニック」(この作品では、アカデミー作品賞を受賞していながら
主演のレオナルド・ディカプリオはノミネート無し)で、甘いハンサムの
青年を演じていた頃から、復讐心だけで荒野を彷徨う父親を演じたことで
演技の中に凄みや深みが増したことが受賞の理由だと思います。
受賞スピーチでは、プライベートで熱心に取り組んでいる地球環境保全の
一つの大きな問題である気候変動問題に触れるなど、役者としても社会を
リードする著名人としても充実している様子が伝わってきています。
環境保護のためにブラッド・ピットと同じく、石鹸を使わない主義である
ことも有名な話ですが、ブラッド・ピットのように結婚していないことも
あって、獣のような臭いがするからそれは止めてと(プラッド・ピットは
そう言われているらしいです。)言われたという話はないようですね。
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