レッドブルの2016年シーズン [モータースポーツ]
エンジンサプライヤーのルノーとの関係悪化により、来年2016年には
サーキットからの撤退も噂されていたレッドブルチームですが、土壇場で
ルノーとの契約延長(元々、来年までは契約があったはずでしたが…)が
合意したことで、エンジンの供給を受けられるようになり、2016年も
参戦が続くことが正式に決まりました。
ルノーとの新しい契約ではエンジンにルノーの名前を使わないという条項
があるということで、エンジンの命名権を獲得して新スポンサーになった
タグホイヤーというパワーユニットになります。
タグホイヤーと言えば、古くからF1チームをサポートしている歴史ある
高級時計メーカーですから、レッドブルチームのクリスチャン・ホーナー
代表はさぞかしご満悦なことでしょう。
レッドブルに対してエンジン供給の延長が決まったルノーは、投資会社に
売却していた株式を買い戻し、ロータスとして出走していたチームは再び
ルノーのコンストラクターズチームとして出走することが決まりました。
ルノーとレッドブルは同じエンジンでありながら、それぞれのブランドの
エンジンとして搭載され、2016年シーズンを戦うことになります。
2016年については低迷していたロータス時代からの脱却ということも
あって、ルノーが上位入賞をするのは難しいかも知れませんが、実質的に
今年の体制をレベルアップできそうなレッドブルは今年よりも上位入賞が
期待できる年になりそうな気がします。
F1速報 2015年 12/24 号 [雑誌] by G-Tools |
Facebook コメント
Copyright (c) 2013-2021 suzuran All right reserved
コメント 0