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フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(映画) [シネマクラブ]


世界各国でベストセラーになった官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ
・グレイ(Fifty Shades of Grey)」の映画版を見ました。



字幕もなければ日本語の解説もありませんので、映画の内容を完全に理解
出来たわけではありませんが、ベストセラーになった小説の内容は大体は
分かっているので、ほぼ映画としてはわかったように思います。

結論を先に言うと面白くなかったです。(身も蓋もない)


Fifty Shades Of Grey.jpg

元々、原作本も日本で翻訳本が発売された時に本屋さんに平積みにされた
本がそんなに売れている感じではなく、出版元・本屋さんともに期待外れ
だったんじゃないかと思っています。

女子大生と若き大富豪とのSMを盛り込んだ性的関係の契約を結び、日々
調教されていくみたいな内容で、米国や英国のベストセラーランキングで
上位を独占し合計販売部数は数百万部になっていて、あのハリーポッター
を抜いたなんて話もあるぐらいでしたが、日本の経営者達は秘密クラブで
タレント予備軍の女性たちを愛人に囲う交渉をしているなんて裏話が普通
に表面化していたりするので、作り話を読むまでもないという感じですし
レディスコミックなどでもう十分という感じもあったように思います。

日本語版の読者層としては30~40代の主婦層を中心に人気が出るもの
と見ていたようですが、あの内容で上下巻合わせて約四千円の価値はない
と私は思いましたし、そう思った人は多いんじゃないでしょうか。

ということで小説を読んでも面白くなかったのに映画を見て面白いなんて
ことはほとんどないわけで、やっぱり面白くありませんでした。

元々、官能小説を一般映画として作ったことが間違いだと思います。
エロティックな映画だけど、成人向きにしてしまうと興行面で不利だなと
そういう判断をした時点で原作者の意図は伝わらなくなって、中途半端に
SMゴッコをするような映画になってしまったんだと思います。

日本でヒットしなかったのも頷ける作品でしたね、DVDを買うのも無駄
な気がしますので興味を持った人はレンタルが最適かと思います。

フィフティ・シェイズ・フリード (上) (ハヤカワ文庫NV)フィフティ・シェイズ・フリード (上) (ハヤカワ文庫NV)
E L ジェイムズ 池田 真紀子

フィフティ・シェイズ・フリード (下) (ハヤカワ文庫NV) フィフティ・シェイズ・フリード (中) (ハヤカワ文庫NV) フィフティ・シェイズ・ダーカー (下) (ハヤカワ文庫NV) フィフティ・シェイズ・ダーカー (中) (ハヤカワ文庫NV) フィフティ・シェイズ・ダーカー (上) (ハヤカワ文庫NV)

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