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長引くマクラーレン・ホンダの不振 [モータースポーツ]


モナコGPでジェンソン・バトンが8位に入賞したことで、ようやく今年
のスタートラインを踏み出した、と思われたマクラーレン・ホンダですが
カナダGPではエンジンの不調で二台ともリタイアということで、本来の
実力を発揮すれば現時点で一勝はしているはずのフェルナンド・アロンソ
がかなり激しく怒りをぶちまけたという話も出ています。

元々の契約では2015年までメルセデスのエンジンが供給されるはずが
一年間前倒しをして契約を打ち切り、ホンダに変更したわけですが、今年
は現時点までにメルセデスが5勝ということで、エンジンを変更しないで
戦っていたら、現時点で数年ぶりの優勝が出来ていたかも知れないという
状況なだけにシーズンの三分の一を終了しても、戦闘力の上がらない現在
の状態では悪態をつきたくもなるでしょうね。


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今年はレッドブルチームがエンジン供給元のルノーと揉めて、双方が相手
の開発能力をけなし合うというトラブルが続いていて、他のチームからは
レッドブルとルノーの両方が大人げないと批判されているので同じような
ことをして恥をかきたくないという大人の判断で、マクラーレンは今後も
ホンダを支援していくと表明しましたが、今のような状態がヨーロッパを
転戦中も続くようならば、マクラーレン側からの信頼も徐々に低下して、
過去最低のF1参戦なんてことになってしまうかも知れません。

トラブルが起きても次戦では修復していた、強かった時代のホンダに戻る
のはいつのことなのか、マクラーレンのチームスタッフだけでなく今年の
ホンダ復帰を歓迎していたホンダファンから見捨てられることの無いよう
にエンジンの開発を急いでもらいたいです。

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野口 義修

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