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メジャーリーグで観客が負傷 [アクシデント]


プロ野球を野球場で最後に観たのは何年前だったか忘れましたが、野球場
で試合を観戦している時に、特に内野席の場合はファウルボールが鋭角的
に飛んでくることがあるので怖いなと思ったことを覚えています。

上に打ち上げたファウルボールは弧を描いて飛んでくるので、ボールさえ
見失わなければほぼ避けることが出来ますが、速球をカットしたような時
にはかなり低い弾道で真っ直ぐに速い速度で飛んでくるので、気を抜くと
ボールが直撃することも珍しくありません。

過去に見た限りでも一人の人は思わず手で掴んでしまい、医務室へと案内
されていましたし、私が外野席から見ていた時には内野席でお食事中の人
の側頭部をファウルボールが直撃し、ボールが当たった人はその場に昏倒
して担架で運ばれ、その後で救急車の音がしました。


昨年には2010年に札幌で日本ハムの試合を観戦していた30代の女性
が右目にファウルボールが当たって失明した件の裁判があり、球団や球場
に対して約4200万円の支払いを命じる判決が出ました。

日本ハム側はボールに気を付けるように注意喚起していたと主張して控訴
しているので、まだ控訴審の判決は出ていないものの、個人的には観客は
料金を払って入場しているのですから球団側は可能な限りの危険を排除し
それでも怪我を負った場合は賠償するのが筋だと思います。

それが嫌なら観客に対して任意でプロテクターやヘルメットの貸し出しを
して怪我をさせないようにするのが正しい対応だと思います。

注意喚起していたから当たったら自己責任なんて言われたら子供連れとか
運動神経の鈍い人は野球場に行って試合を見ることは出来ません。

長い前置きでしたが、ここからが本文になります。

foulball.jpg

ボストンで行われたメジャーリーグの試合、ボストン・レッドソックス対
オークランド・アスレチックスで、試合中に折れたバットの一部が客席に
飛び込んで、女性が負傷する事故がありました。

怪我をした女性は医療スタッフによって担架で運ばれましたが、バットの
当たった女性は顔面から激しく出血していたということなので運が悪いと
日本ハムの試合のように視力を失うとか、なんらかの後遺症が出る場合も
あるので怖いなと思いました。

観客席の安全を保障するというのは、なかなか難しい問題だと思いますが
観客動員を増やしたいのであれば、ファウルボールの危険から観客を守る
何か良い方策を考えて実施するのも大切だと思います。

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