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日本のアニメが原作の「カイト」 [シネマクラブ]

日本の成人向きアニメを元に、ハリウッドで実写映画化された「カイト」
が4月11日から公開されています。

両親を殺された少女が、父親の同僚だった男に暗殺の技術を教え込まれて
少女を拉致して売買をする組織を相手に復讐を挑むという話で、少女サラ
にはインディア・アイズリー、暗殺者として育てて精神を安定させる薬物
を提供する男の役をサミュエル・L・ジャクソンが演じています。

india eisley.jpg

インディア・アイズリーのお母さんは、あのオリビア・ハッセーです。
カネボウの化粧品のCMに出演して、「君は薔薇より美しい」と歌われて
その歌を歌った布施明さんと結婚もした、あの女優さんです。
美人のお母さんの娘ですから、そりゃきれいな顔にもなるでしょうね。




終末感が漂う予告編を見ていると、30年振りに続編が公開されるマッド
マックスと同じく、世界の未来は女性を拉致して売買し、女性の奪い合い
で力関係が決まるような世の中しか想像できないのか?という感じですが
あくまでも映画ということで深く考えないようにする必要はあるかな、と
いうように思います。

マッドマックスの続編は破天荒というよりは支離滅裂で、女性の奪い合い
以前に食べるものや燃料や武器の弾丸はどこで調達しているんだろう?と
いう感じで、あまりにも矛盾点が多すぎるのと比べれば「カイト」の場合
は映画として観るのであれば付き合いきれなくなるような内容ではないと
思いますが、それでも女性が楽しめる映画ではないように思います。

観る人が選ぶというよりも映画が観る人を選ぶ感じの映画だと個人的には
思いますので、大ヒットはしないでしょうが好きな人には好きな映画では
ないでしょうか。

故チャールズ・ブロンソンのDEATH WISHシリーズが好きな人は
この映画も好きになると思います。



ついでと言ってはなんですが、マッドマックスの新作のプロモーションで
玉袋筋太郎という芸人が、山田洋次監督には出来ない技だと全く筋違いな
コメントを言ったようですが、そもそも作風から何もかも違う人を俎上に
乗せること自体が意味がわかりません。



逆に言えば、全く無関係の映画監督の作品をけなさなければ見られない程
新作のマッドマックスは酷い出来だということなのでしょう。
予告編を見ただけで映画館に行く気に全くならない映画も珍しいです。

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