エルピス・プレスリーの遺産を競売へ

１９７７年に、薬物（睡眠薬など）の過剰摂取による不整脈で亡くなった
「ロックの王様」ことエルビス・プレスリーのプライベートジェット機が
競売に掛けられることになりました。

競売に掛けられるのは、娘の名前を付けた「リサ・マリー」と、ヒット曲
のタイトルと同じ「ハウンド・ドッグII」の２機で、特にリサ・マリーの
機内はプレスリー自身がデザインしていて、金箔貼りの洗面台やソファや
ベッドが置かれている特別仕様になっています。

元々は、デルタ航空が運航していた旅客機のコンベア８８０という機種で
日本航空の初めてのジェット機として導入された機種と同じです。









コンベアという会社は既に消滅していますし、コンベア８８０という機体
は旅客機に強力な戦闘機用のエンジンを搭載していたために操縦が難しい
機種として知られていて、安全性を重視する旅客機としては、失敗作だと
されている旅客機です。

エンジンが騒音対策されていないことと、排気ガス規制をクリアするため
の改修もされていないので、購入しても実際に飛ばすことは出来ませんが
機内の装飾などは間違いなくプレスリーの発想によるものですからファン
の人には貴重なお宝になるでしょうね。

オークションの落札予想価格は、１２億円から１８億円ではないかと推測
されているようですが落札してから日本に運ぶのにはかなりの金額が必要
になると思われますので、２０億円ぐらい用意できないと買い取ることは
難しいのではないでしょうか。


ハウンド・ドッグⅡ（機種は分かりません）

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