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小林可夢偉は最終戦もリタイヤ [モータースポーツ]


今シーズンのF1グランプリは、最終戦のアブダビ・グランプリが無事に
終了して一年を締めくくりました。

鈴鹿で大きな事故がありましたが、ジュール・ビアンキ選手自身の生命力
とサーキット関係者、病院関係者の最大限のサポートで出場選手の死者0
は継続され、メルセデスチームのルイス・ハミルトンが6年振り二度目の
総合優勝を獲得しました。

今年のシーズン開幕前に、年間フル参戦を目指してケータハムと契約した
小林可夢偉はチームの経済的破綻という想定外の出来事のためにベルギー
では交代させられ、鈴鹿で走った後はロシア、アメリカ、ブラジルと三戦
続けてレースから離れることを余儀なくされていましたが、一般ファンを
対象にした寄付金を募った資金で出走するという過去に例のない出走方法
で最終戦になんとか出走することは出来ましたが、レース途中でブレーキ
の不具合でリタイヤという結果に終わりました。

ブレーキパッドの新品が買えないのでブレーキの効きが不安定というのは
日本グランプリの時から話に出ていましたが、結局は整備不良状態のまま
走るしかなかったようで、実力を発揮する以前の問題でした。

持参金を持って弱小チームで参戦することに意味があるとは思えないので
一年間、別のカテゴリーのレースに出場するというのが良いのではないか
と思いますが、現時点では来年のことは全く未定のようです。

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世良 耕太

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