原点に帰った新作ゴジラ

ハリウッドで二度目の製作となったゴジラのプレミア試写会が行なわれて
映画の内容が、ほぼ公表されることになりました。

日本で大きな地震が起きて原子力発電所が崩壊し、その事故原因に不審を
感じた科学者がゴジラの存在に気付くというような流れで、映画の中では
ゴジラ単体ではなく、昆虫型の怪獣も登場します。



日本でゴジラが作られたきっかけは、アメリカの水爆実験によって太平洋
で操業中の漁船、第五福竜丸が死の灰を浴びて機関長が亡くなった事件が
起きたことによるもので、その後年、製作されたウルトラマンでも巨大化
したラゴンが、水爆を体に引っかけたまま上陸するするシーンがあったり
ウルトラセブンではギエロン星を新型兵器の実験場として使用したために
ギエロン星の鳥が放射能で変異した怪獣として地球に復讐にやって来る等
反核に真剣に取り組んでいた時代がありましたが、今では反原発の主張は
反日だと言う人がいる時代ですからね、本当に大切なのは人の命だと普通
に言えた時代に戻って欲しいと個人的には思っています。

話が少々逸れましたが、今回のハリウッド版ゴジラは原点に帰った感じで
人間が制御することの出来ない放射能を象徴的に描いているようです。

単にエンタテイメントではないテーマを私は評価したいです。

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