骨折していたキズナ・天皇賞

春の天皇賞で一番人気に推されていたキズナ（武豊騎手騎乗）が、周囲の
期待とは裏腹に４着に敗れるという結果に終わりましたが、その後の検査
で左前脚を骨折していることが判明し、今後のスケジュールは白紙となり
秋以降の復帰を目指すということになりました。



今までに２４００メートル以上のレースには出たことがないということで
春の天皇賞の３２００メートルの距離は大丈夫だろうか？という見方は、
当初からありましたが、能力の高い競走馬は自分の後ろ脚で前足を蹴って
しまうために骨折することがある（アグネスタキオンが、そういう理由で
骨折したような…）ということで、もしかしたらキズナも同じ理由で骨折
したのかも知れません。

予後不良（安楽死）を選択するほどの大怪我ではなかったことが不幸中の
幸いという感じですが、それとは別に武豊騎手も全盛期のような鋭い感覚
はなくなったのかなという感じを受けました。

全盛期の武騎手は騎乗予定の馬に乗って馬場を一周しただけで、右前脚に
何か問題があるとか、左後ろ脚を痛めているというのを気付いて調教師に
進言していたと聞いていますが、今回の天皇賞の騎乗ではキズナが直線で
追い込みが不調だった理由をわからないと答えていましたから、それだけ
感性は鈍ったのかな？というように感じた次第です。

それでも超一流が一流になった程度なんでしょうけどね。

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タグ：ディープインパクト 天皇賞・春 武豊 骨折 能力レベル