第38回モンテカルロ国際サーカスフェスティバル [イベント]
モナコ公国で、各国のサーカス団が集まり4日間の期間でパフォーマンス
を行なって、アルベール二世公とシャルレーヌ公妃から表彰を受ける、と
いうイベントが開催されています。
今の若い世代の人たちはサーカスという言葉にどういうイメージを持って
いるかわかりませんが、私は子どもの頃から悪戯をするとサーカスの人に
連れて行かれてしまうというイメージがあって、サーカスの曲芸を見ても
子どもの頃に売り飛ばされてきて団長たちに虐められているんだろうなと
思いながら見ていた子どもの頃の記憶がトラウマのように残っています。
テレビの中での台詞だったか、近所のおばさんが子どもを叱る時の常套句
だったのかの記憶がありませんが、サーカスと聞くと物悲しいイメージが
どうしても浮き上がってきてしまうのですよね。
子どもの頃から木下サーカス、キグレサーカス、矢野サーカスなど日本の
主要なサーカス団の実演を名古屋の白川公園の特設テントまで見に行った
記憶がありますが、ウルトラQなどの影響でピエロも怖かったです。
矢野サーカスが活動停止しポップサーカスになり、キグレサーカスが倒産
と暗いイメージは大人になっても続きましたが、今でも世界三大サーカス
の一つとして木下大サーカスは公演を続けていて、子どもの頃の人さらい
のイメージはかなり払拭されつつありますが、それでもやっぱり物悲しい
という感覚を完全に払しょくすることは難しいように感じています。
モンテカルロで表彰されている様子は華やかなんですけどね。
明治のサーカス芸人は なぜロシアに消えたのか 大島幹雄 by G-Tools |
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