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ブルース・リーの40回目の命日 [訃報・追悼]

1973年7月20日に香港の病院で脳浮腫で亡くなったブルース・リー
(李小龍)の、40回目の命日がやってきます。

日本にブルース・リーの映画が初めて登場したのは死去してから二年後の
1975年で「燃えよドラゴン」が大ヒットして、この俳優は一体何者?
みたいな盛り上がりになりましたが、既に主役のブルース・リーは地上に
存在しなかったために、過去に香港で上映された「ドラゴン危機一髪」と
「ドラゴン怒りの鉄拳」そしてブルース・リー自身が監督・主演を務めた
「ドラゴンへの道」が相次いで上映されました。



ドラゴンへの道のローマのコロッセオの格闘シーンはスタジオ内に現地で
盗撮した写真を貼って香港で撮影したとか、ローマロケは撮影許可を得る
ことなくゲリラ的に撮影したとか、低予算の中で撮影された苦労話が披露
されたりして、遺作となった「死亡遊戯」の完成まで、ブルース・リーの
話題が引っ張られていたことを覚えている人も少なくなったでしょうね。

ゴールデンハーベストのプロデューサーのレイモンド・チョウが撮影済み
のフィルムを「死亡遊戯」一作に全て使用しないで、別バージョンの映画
「死亡の塔」を作ったことで本当の意味での遺作が曖昧になってしまった
という見方もされていますが「死亡の塔」は無名監督による継ぎはぎ映画
なんでいくらなんでも、あれが遺作では気の毒過ぎると思います。



アメリカ人にとってのジェームス・ディーンやマリリン・モンローと同等
またはそれ以上の存在として、香港では伝説のスターであるわけですね。

共演していたハン・キンポーやジャッキー・チェンなどのカンフースター
も50-60歳代になっていて、ブルース・リーが生きていれば70代と
いうことになりますが、若くして逝ってしまったことで、伝説のスターに
なったことが良かったのか、70歳になってカンフースターではない一面
を見せていた方が良かったのか、あくまでも想像しか出来ないので結論を
出すことは出来ませんが、香港映画界の不世出のスターだったことは紛れ
もない事実であったことは間違いなく現実です。

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