1960-70年代の特撮ドラマ バンパイヤ [ドラマ(海外・国内)]
若くして亡くなった手塚治虫氏は、非常に多くの作品を遺していますが、
モノクロ時代の初期の頃の作品として残っているバンパイヤが、私的には
懐かしい作品の一つとして記憶に残っています。
今の時代では、実写フィルムにアニメーションを融合させるという技術は
コンピューターグラフィックスとして進化して、人間を飛ばすことも架空
のキャラクターと等身大で共演させることでも可能としていますが、私が
子どもの頃には、アニメーション自体がまだまだカラーにもなっていない
という時代であり、マグマ大使の光線などがアニメで描きこまれるぐらい
がアニメと実写の合成の普通の形でした。
モノクロ時代の初期の頃の作品として残っているバンパイヤが、私的には
懐かしい作品の一つとして記憶に残っています。
今の時代では、実写フィルムにアニメーションを融合させるという技術は
コンピューターグラフィックスとして進化して、人間を飛ばすことも架空
のキャラクターと等身大で共演させることでも可能としていますが、私が
子どもの頃には、アニメーション自体がまだまだカラーにもなっていない
という時代であり、マグマ大使の光線などがアニメで描きこまれるぐらい
がアニメと実写の合成の普通の形でした。
そんな時代に人間が狼に変わる姿を特殊メイクとアニメーションの融合で
表現し、人間族の中に溶け込もうとするバンパイヤ族を描いたこの作品は
非常に好きな作品で、最終回まで全て漫画で読んだ覚えがあります。
今はもう元キャンディーズの蘭ちゃんの夫であり相棒の演技でドラマから
映画にも進出した水谷豊さんが主役のトッペイを演じていたことを知って
いる人も少しずつ減っているかも知れませんが、その後のショーケンこと
萩原健一さんとの共演作「傷だらけの天使」も好きでしたし、さらに後の
「熱中時代」シリーズなど、水谷豊さんの作品は好きなのが多かったなぁ
と今になって気付いた次第です。
バンパイヤの当時の合成アニメは今のように光学システムが充実していた
というわけではありませんから、実写フィルムと合わせるのは想像以上の
難しさだったと思いますが、今になって見てもあまり違和感は感じなくて
虫プロダクションが費用対効果を考えて仕事をしていなかった成果かなと
思ったりします。(虫プロは一度、倒産したような覚えがあります。)
アニメとの合成ですから、単に特撮ドラマという言い方をするのは意味が
違うかも知れませんが、漫画家だけでなく映像作家としても手塚治虫氏が
非凡な才能を発揮していたことが理解できるドラマだと思います。
バンパイヤ (手塚治虫トレジャー・ボックス) 手塚治虫 by G-Tools |
2016-09-22 20:20
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