他人の命を助けられる無償の愛 [健康・医療]
本田美奈子さんが亡くなって、どれだけの年月が経ったのかも実のところ
わかりませんが、失って初めて分かる大切なものみたいな感覚があって、
本田美奈子さんが亡くなってから何枚かのCDを買いました。
急性骨髄性白血病という病気で、まだ人生の半ば、本当に夢の途中なのに
逝ってしまった本田さんの歌を聴いていて、私も骨髄移植を考えたことが
あったなぁと、ちょっと感傷にふけったりしてこの文章を書いています。
わかりませんが、失って初めて分かる大切なものみたいな感覚があって、
本田美奈子さんが亡くなってから何枚かのCDを買いました。
急性骨髄性白血病という病気で、まだ人生の半ば、本当に夢の途中なのに
逝ってしまった本田さんの歌を聴いていて、私も骨髄移植を考えたことが
あったなぁと、ちょっと感傷にふけったりしてこの文章を書いています。
今でも、まだまだポピュラーになったとは言えない骨髄移植ですが、私が
ドナー登録をしようと思った頃は、本当にドナー登録をしようなんて人は
稀有な存在であったためか、日本骨髄バンクに問い合わせをしましたら、
翌々日ぐらいには登録に必要な書類とか、同意書、登録に必要な検査予約
の手続きの仕方のマニュアルなど大量の書類が送られてきました。
私自身はドナー登録をすることによって発生するリスク要因とか、提供者
と移植を希望する患者との間に一切の金銭的な謝礼などは存在しないこと
も理解したうえで登録する気満々だったのですが、結局のところは家族の
同意を得られなかったために登録することは出来ませんでした。
登録していれば誰かの命を救うことが出来たかも知れない、という反面で
実際にドナーの中には、麻酔から醒めることなく亡くなってしまった人も
存在するわけですから私自身も、もしかしたら骨髄を提供することにより
誰かに命を引き継いで本人は死んでいたかも知れない、という部分もある
わけで、いくら世のため人のためとは言っても、家族にしてみれば何一つ
家族に残すことなく自分勝手過ぎると言われても仕方ないわけで、反対を
されても仕方ない部分はあるかと思います。
そんなわけで、人の生命を救おうという大きな愛を誰かのために…という
私の若かりし頃の命題は実行できなくなってしまいましたが、もし、誰か
骨髄バンクに興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、前向きに考えて
可能であればドナー登録をしていただければ本当に人助けになります。
自分の体調管理も出来ない人のいうことではありませんけどね。
体に聞く骨髄移植 籏谷 一紀 by G-Tools |
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